2024年2月3日、今日は節分。暦の上では、もうすぐ春が訪れる日だ。街には節分飾りが並び、スーパーでは恵方巻きや豆が特設コーナーに積み上げられている。

我が家でも、節分の行事をしっかりと行う。まずは、玄関先に柊鰯を飾る。柊の棘と鰯の臭いで鬼を遠ざけるという伝統的な風習だ。次に、家族全員で豆まきをする。今年は私が鬼役となり、子どもたちは「鬼は外！福は内！」と元気な声で豆を投げつけてくる。鬼の面を被った私の姿に、最初は怖がっていた末っ子も、最後には笑顔で豆を投げていた。

豆まきが終わったら、お待ちかねの恵方巻きを食べる。今年は東北東の方角を向いて、無言で一本丸かぶり。太巻きの中には、七福神にちなんだ七種類の具材が入っている。具材の彩り鮮やかさに、今年の幸運を願わずにはいられない。

恵方巻きの後は、鰯の塩焼きを食べる。鰯は柊と共に、昔から厄除けとして親しまれている魚だ。小骨が多いのが難点だが、香ばしい匂いと程よい塩味が食欲をそそる。

節分は、冬と春の節目を迎える大切な行事だ。豆まきや恵方巻き、鰯の塩焼きなど、伝統的な風習を通して、季節の移ろいを感じることができる。今年も無事に節分を迎えることができ、家族全員が健康で幸せな一年を過ごせるように願いたい。

私は、片付けをしながら去年のことを軽く振り返っていた。子どもたちの成長を感じられる、楽しい一日だった。来年はどんな節分になるだろうか。今から楽しみだ。

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