「でこぼこキューピーちゃん」「ずいずいずっころばし」

「でこぼこキューピーちゃん」

 自分が幼い時にこんなわらべ歌がありました。

 でっこぼっこキュッピ(キューピー)ちゃんが風邪ひいて 花見に行こうと出かけたら 花見の最中に手が折れて キュッピ(キューピー)ちゃんがキュッと泣いてキュッキュッキュッ♪

 このメロディーに合わせて、2本平行に並べた縄跳びを閉じたり開いたりする。その上を足を開いたり閉じたりして飛んで遊ぶというもの。

 当時は何も考えていなかったが、歌詞が怖すぎる(笑)。

 なぜ風邪をひいたのに花見に行くのか?(もしかして鼻見なのか?)

 なぜ手が折れてしまうのか?

 そもそもなぜキューピーちゃんはでこぼこなのか!?

 この歌は全国規模のものなのかそれとも超ローカルなものなのか、大人になった今はいろいろと気になってしまいます。

「ずいずいずっころばし」

 わらべ歌といえば、「ずいずいずっころばし」もあります。こちらが、自分と友達で認識している歌詞が違うところも興味深かったです。

 私が親に教わったものだと、

 ずいずいずっころばし ごまみそずい ちゃつぼにおわれて ドッピンシャ ぬけたらドンドコショ となりのネズミが米食ってちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ
 おっとさんが呼んでも おっかさんが呼んでも 行きっ子なしよ 井戸の周りでお茶碗欠いたのだあれ?

 でした。

 しかし、友達は、

 ずいずいずっころばし ごまみそずい ちゃつぼにおわれて ドッピンシャ ぬけたらドンドコショ となりのネズミが米食ってちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ
 おっとさんが呼んでも おっかさんが呼んでも 行きっ子なしよ 裏の畑でお茶碗欠いたのだあれ?

 ラストが「井戸の周り」「裏の畑」で分かれています(私と友達で逆だったかもしれません)。
 これも親の出身地とか、地域に影響されているものなのか……?

 わらべ歌って伝承的なもので、これといった形が決まっていないので面白いなと思います。


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