1日1マーケのコピーのコピー

#1日1マーケ Day3「サブスク」 最新マーケティングの教科書2020(日経BP) より

5G、キャッシュレスときて、Day3は「サブスクリプション」。
(さっそくこの雑誌の誤植見つけた)
 subscription
○サブスクリプション
× サブスプリクション

画像1

さて、本題。この章は、ネットのサブスク事案ではなく、旧来のビジネスモデルにありながら、その源流をdisruptionするような事例を持ってきている。なので、下記のこの辺の事例はない。(メチャカリだけあったか。)

1.KINTO

ではなく、こちら

の方。(命名の裏話が「必要なときにすぐ乗れ、思うままに移動できる:筋斗雲」ってのは知らなかったw)

こちら、個人的に次の買い替えで、プリウス月額約5万〜ってのが、魅力的かな〜とも思いつつ、我が家は、いままで車はキャッシュ一括でしか買ってこなかったので、選択肢にあがってこないと思われる。

市場的には、とても面白そう。(車好きな友人が転職したのもわかる気がする。)

こちらのサービスで、一番ぐっと来たのは、販売やデータ取得は、メーカー本体が行いながらも、

KINTOは、契約や納車、利用開始後の修理・メンテナンスは、販売店側(ディーラー)が行う。(中略)kINTOの新車は、販売店側から購入する形を取り、新たな収益モデルという側面を持つ。

という点。こちら、従来の車販売でのボトルネックを解消しにきている。

メーカー → 販社(ディーラー) → 購買者

という従来の商取引では、(データの時代なのに)メーカーは購買者のデータ取得ができない、などというデメリットを解消している。かつ、旧来のチャネルリソースを活かしている。

2.着ルダケ

レナウンの提供するスーツのサブスク。

対比はもちろん、AOKI suitsbox。

(ってか、彼らが利用していた「suitsbox」のドメインがフィッシング系のサイトになってるの、よくないよなぁ。。)

こちら、ファッション系は、玄人の友人知人が多いこともあり、避けさせていただきますが(w)、僕のコメントとしては、ブレークイーブンポイントの算出方法や市場規模について。

「2022年に1万人の目標を達成できれば、きちんと収益が出る。」

「この業界・界隈、1万人規模の継続決済者が、損益分岐なんだ。」と。
(同様に、コスメや、ダイレクト通販系だと・・・)
(同様に、クロスセルやアップセルもあるのかな・・・)
などと思ったりもしました。

3.メチャカリ

もう3年経つんですね。。

有料会員数は1万2000人に達した。18年度は広告宣伝費を除けば、年間での黒字化が視野に入った。

やっぱりこちらも、1万人規模が損益分岐っぽい。(「宣伝広告費を除いたら黒字」って、エモい表現ですね。。)

メチャカリのインサイトの発見方法が面白いので、本誌を見てください。また、別件ですけど、ストライプ石川さんの新著もオススメです。

世の中、1万人が継続決済をするサービスって他にどんなものがあるんでしょうね。(メディア運営では、ただの1万PVあっても、収益化ってありえないですよね。そこにユーザー課金か、広告収入がないと、とか。)

(書籍より)「サブスクリプション」のポイントまとめ

・顧客と継続的につながり、安定的な収入が得られる一方、ユーザーのメリットが明確でないと、受け入れられない。

(これ、まさに、B2BのSaaSでも一緒だなぁぁぁっぁぁぁ!)



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