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人体研究部④(練習試合編)

久しぶりの投稿になってしまいました。

人体研究部③(練習試合前)の本編になります。
前半部分は少しだけ修正あります。後半部分が有料公開となりますので是非ご購入頂けると嬉しいです。

5.練習試合
入部してからしばらく練習は続いた。毎日ずっと死ぬんじゃないかと思うくらい激しかった。

「やだやだやだ!無理無理!落ちたくないよーーーー!」

あれから散々な目にあわされた。毎日、女子たちは脚、お尻、胸とあらゆる箇所で息を止めたり、絞められたりした。このまま死ぬんじゃないかと思うことは度々あった。でも僕は不思議に思っていることがあった。入学した時以来、練習中に失神させられることはなかった。いつも限界まで虐められるが落ちる前に解放され、再び責めが始まるといった具合だった。女子たちが失神させていたのは逃亡して捕まった男子2人だけで、他の人は同じように落とされていないようだ。逃亡した2人は部の専属の雑用係となり、練習場の掃除、道具出し等、細かな仕事を行い少しでも粗相があると教育係の女子に徹底的にお仕置きされていた。

ある時、今週の土曜日に練習試合をやると部長は言った。

「今週の土曜日に隣町の南高と練習試合をやります。みんなしっかり練習しておいてね。くれぐれも男子は試合まで落とさないようにね。失神の練習は奴隷君2人にやってね。」

僕は今日もメグミとカナからめちゃくちゃにされる。毎日絶叫してしまうほどの練習(調教?)で、肉体的にも精神的にも追い詰められていった。

・・・・・・・・
「ユウ君、私とメグミどっちの方が苦しかった?」

カナは尋ねてきた。今日は2人から交互に首四の字を掛けられていた。今はカナが首に太ももを巻き付けてかろうじて喋れるくらいの力だけ抜いていた。

「グググッっ・・・カナ先輩・・・・苦しいです・・・もう・・・ダメ・・・」

僕は必死に限界を訴える。

「ユウ君、違う違う。君が苦しいのは知っているから。どっちが苦しかったか聞いてるの。私の番もう一回ね。」

カナは再び太ももに力を込めた。僕に対して侮蔑の表情を浮かべて淡々と絞めてくる。僕は悲鳴すら上げられなくなってしまった。気道を圧迫し、呼吸をさせなくする絞め方で、いっそのこと絞め落としてくれた方が楽だと思うことが何度もあった。

「ちょっとカナ先輩やりすぎですよ~。これ以上やったらユウ君落ちちゃいますよ。」

「ならいっそのこと落としちゃおっか。1回くらいなら大丈夫でしょ、どうかなメグミ?」

「ダメですよ。部長から止められてます。次の練習試合で思う存分他校の男子たちを落とせるんだから我慢しましょうよ。落ち癖つけちゃったらだめだから、落としていいのは奴隷君2人だけですよ。」

じゃあしょうがないかとカナは落ちる寸前で脚の力を緩めてまた尋ねてきた。

「ユウ君、私とメグミどっちの方が苦しかった?」

僕は間髪入れずに、

「カナ先輩の方が苦しかったです!もう許して・・・」

「本当に?ウソはついてない?メグミの首四の字も強かったけど。」

「本当ですーーー!カナ先輩の方が強い・・・・」

カナはガッツポーズをして、ようやく解放された。しかし、次はメグミの番であった。やっと解放されてゼェハァゼェハァと必死に酸素を取り込むが、すぐに次の時間が始まる。ゆっくりとメグミは頭の近くに腰を下ろし、僕の首に太ももを巻き付けて同じように四の字の形に極めた。

「ちょっと~私のはきつくなかったの~?」

メグミは僕の顔の横に腰を下ろして、首に脚を伸ばし捕らえようとする。首をすくめて隙間を無くそうとしたり、身体をよじり逃げようと必死に抵抗したがそんなことはお構いなしといった感じでスルスルと巻き付けて絞め上げた。完璧な首四の字を極められて首と太ももに一切隙間はなく、指一本もねじ込むことが出来なかった。
メグミの絞めはカナと違い頸動脈を的確に捕らえており、僕は目の前がチカチカとして意識がスーッと遠退き、次第に視界が真っ暗となっていく。しかし、メグミは意識を失う寸前に脚は緩められて再び苦しさを味わうことになる。

「今落ちそうになってたね。落とさないよ。何度も何度もギリギリで目覚めさせてあげるからね。ずっと苦しいけど頑張ろうね~」

「メグミはほんとイジワルだね。ひと思いに失神させちゃえばいいのに~」

「カナ先輩、さっきも言ったじゃないですか~土曜日までは失神させちゃダメなんです!今日はユウ君に気が狂うまでやりますよ。」

メグミは僕の顔を覗き様子を見ながら少しずつ絞める強さを上げていく。

「メグミ先輩~クル・・・シイ・・・」

さっきから苦しくなるたびに、太ももをペチペチと叩きギブアップの意思を示すが無視される。

「ギブアップしても無駄だっていうのがまだわからないの?苦しかったら自分で逃げるの。甘えちゃダーメ!」

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