平成の舞台芸術回想録第二部(4) 劇団☆新感線「阿修羅城の瞳」
人気劇団の劇団☆新感線の演目がここで取り上げられるというのはこれまで取り上げてきた演目の流れから不思議に感じる人がいるかもしれないが、平成の30年間というスパンで日本の現代演劇を考えると劇団☆新感線というのは絶対に落とせない存在だと考えている。
ただ、どの作品を取り上げるべきかということになるとなかなか難しい。個人的にはおポンチ路線のひたすらバカバカしい作品*1やミュージカル路線*2の作品もそれぞれ新感線らしくて好きなのだが、ここでは「いのうえ歌舞伎」の代表作で映画化*3も