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【宮古島帰省日記】Vol.4|個人的パンチラインを集めてみた。

HIPHOPカルチャーが好きです。

告白のようなスタートにご勘弁ください。
等身大の生き様がそのリリック、ビートに宿るHIPIHOPカルチャーが好き。

そんなパンチラインを3曲、今日は残してみた。
ぜひ聴いてみて欲しい。


Zorn   Life Story(feat.ILL-BOSSTINO)

俺は今日も作業着 タバコと缶コーヒー
日々はパターン通り ただの一般庶民
何よりまずは衣食住の三拍子
真っ当に生きるのがかっこいいと信じる
不自由さの中に本当の自由
俺を俺とたらしめるのは労働と知る

クヨクヨ嘆くよりも苦労も買ってく
のぞく待ち受け それで強くもなれる
ド派手な成功 温和で平凡
何が幸せ 答えはねーよ
自分で決めろ 心の根っこ
俺が見んのは 夢と子供の面倒

あの頃 光熱費すらも滞っては
2〜3万のギャラを嫁と喜んでた
貧乏で質素で豊かな暮らし
億万長者も孤独だったら虚しい

苦しみにも美がある
信念に従う奴にBIG UP
全ての働く人間の人生に
僭越ながら俺がいいねを押してぇ
それは素通り されるストーリー
生活の声よ 柵を越えろ
嘘のない言葉 お前を後押し
武道館の翌朝も俺は作業着

Zorn Life Story(feat.ILL-BOSSTINO)より

この曲の背景にはZornさん(僭越ながらリスペクトを込めてさん付けさせていただきます)のバックボーンがある。
それが込められた1曲、と言うかZornさんのHIPHOPは全部そのバックボーンから来ている。ぜひ全部聞いて欲しい。

Zornさんにしか吐けない言葉がたくさんあって、
"嘘のない言葉 お前を後押し 武道館の翌朝も俺は作業着"とかマジでヤバくて、本当に武道館のライブの次の日には作業着の写真載せてたし。

個人的にめちゃくちゃ食らってるのは
"貧乏で質素な暮らし 億万長者も孤独だったら虚しい"
いくら稼いでも仲間や家族がいないと虚しいよなぁと浅い理解ながらも感じるリリック。マジでBIGUP。いつかLIVE絶対行く。


GADORO   PINO(ピノ)

久々実家帰り散々寝転び
タッパー入れて持ち帰る母ちゃん手料理
健康にいいとオクラ蓮根ひじき
俺は平凡に生きる それが生存意義
時には女にもうつつ抜かす
そりゃ生きてれば愚痴だってぶつぶつ吐く
感動の映画見てうるうる泣く
ラッパーのくせに今日も緩く暮らす

探しちょった あの駄菓子コーナー
行って流し込んだ タラタラによっちゃん
かなり豪華テキーラシャンパンにウォッカより
ファンタにコーラ的な炭酸飲料派

収入の無えカスがググッと芽出す
普通の生活が不朽の名作
飛べる薬など興味なし
どん兵衛啜りまたもどんぎまり


スーパープレイじゃなくていいもん
ただ平凡なプレイを積み重ねよう
価値ある命を身につけてるのに
余計なもん身につけてどうするの?

いばら道も獣道もそこに道があるなら歩いてみよう
最初から実力で負けているのに
生き様で負けちゃってどうするの?

GADORO PINOより

GADOROのリリックはバトルだろうが音源だろうが関係なく胸に刺さる。

等身大の音楽で、自身のコンプレックスや失敗を歌にすることが多いラッパーだけど、韻もガッツリ踏んで耳触りがいいし、何よりリズミカルで揺れながら聴ける所もいい。

他の楽曲では語り調もあるからリリシズムを感じずにはいられない。

そしてこのPINOという音源は1曲まるまる胸に刺さる。

風呂なしの貧乏から嘘なしのヒーロー
太巻きのウィードより風呂上がりのピノ
高級なコース料理なんて面倒
奴ら本当に美味しくて食べてんの?
金、名誉 なんて無えよ
ラーメンセットだけでええよ 至って平凡
俺は可愛いビキニと海開き
より茶割りに地鶏の炭火焼

GADORO PINOより

最後のバース前のこの8バースがやばい。
リズムもいいし何よりGADOROっぽい。
等身大な姿に一般人との近さを感じるけど、それ以上に意地も背伸びもする必要ないぞっていうメッセージを感じる。

何もすごいことをしなくても、平凡な日常やコンプレックスを抱えている人たちが生きやすく胸がスッとする1曲だなと。


VIGORMAN   音返し

大口叩いて成し遂げられなきゃ"嘘"
でも覆せばプロ
辿り着くまでこいよ苦悩

大人が言うとか言いつつ俺も
気づけば立派な大人
だけどあの精神は忘れないまま
けじめのように責任と期待背負った

鏡の向こう一人問いかける
汚れた過去だとしても
なぜか取り替える気はない

どんな傷でもいつか
かさぶたに成れるなら
こんな自分でも ガラクタに賭ける

轍をずっと 一人追いかける
掛けた心配と欠けた信頼を
今は取り返すしかない

こんな俺でもいつか
受け入れられるなら
どんな理由でもまた唄を書ける ooh

VIGORMAN 音返しより

自らの失敗によって欠けた信頼を取り戻すには多くのエネルギーやネガティブな感情がどうしても付き纏う。

それらを小脇に抱えて、失敗や自分の弱さと向き合う男は格好いい。

"汚れた過去だとしてもなぜか取り替える気はない"

過去どんな自分であろうと、自分の失敗によって人生のどん底に落ちてもどこからでもやり直そうとするその想いに感銘を受けた。

この曲を聴く前に、この曲を作るに至った背景をぜひ知ってから聴いてみて欲しい。
過去の失敗を引きずっている人、自分はどうしようもないことをしたと下を向いてしまっている人には必ずこのラインが胸に突き刺さるはず。

"失敗すらいつかdigest だよな"


今の自分に刺さるものばかりを選びました。

どんな形の等身大もかっこいいと思わされるラッパーの生き様には本当に学びや憧れるものが多くある。

普通の生活が不朽の名作。

きっと自分の生活にも名作が隠れているのかも。


頂きましたサポートは、今後のキャリア支援活動(読書サークル運営費、学生団体運営費、学生のキャリア支援等)に使わせて頂きます。より詳細なものにつきましてはまた追って発信致します。よろしくお願い致します。