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マネタイズを意識する

 昨日は土曜日でしたが役回りとして顔を出しておいた方が良いイベントがあり、家から遠かったため、一日がかりで行ってきました。イベント自体は、毎年開催していることに意義がある、という以上の意味はないものでしたので、僕自身もそこで得られるものはないものの、参加することに意義があると思い、その時間を過ごしていました。
 昨日、このイベントに参加したことは、自分のマネタイズにダイレクトに反映しているわけではありません。役回りの一つであり毎月の給与や手当には織り込み済です。とはいえ、学びに充てられる貴重な時間を費やすのでそこから得られるものがあれば良いのですが、それもほとんどない、なのでなるべく労力をかけずにやり過ごした方がコスパはいいわけです。
 毎月のある程度安定したサラリーを得ている僕の職場では、マネタイズを意識せずに、自分の役回りの適用範囲を広げて、入りは同じなのにそれでいくらでも自分の時間を追い出している人、場合によっては自分の私財を投じている人を見かけます。若いうちはコスパを意識せずに働いた方がいい時もありますが、それでも他人の指示を受けての単純な作業に延々と従事するのは勿体なく、仕事を通じてレベルアップできるような貴重な経験をなるべく選ぶ必要があります。そこの見極めは難しく、仕事で経験を積むということは、こうした作業と経験の選別をできるようになることでもあると思います。
 また、効率よく仕事をした先には、自分の技術と知識を生かして新たなマネタイズを生み出していくのも大事ですね。僕の場合は様々な制約があってマネタイズは容易ではありませんが、即できなくても、いずれは収入を増やすことができるように武器を磨いておき、サンドボックスの中で試してみて、ある程度の感触を得ておきたいと思います。世界の政治経済情勢が大きく変動しており、何より日本の現在の金融政策は相当な軋みが出てきていますので、役回りを果たすことに安住している場合ではないなと、昨日は帰りの電車の中で思いを巡らしていました。
 

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