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価値提供、さまざまなかたち

 このところは10時から11時の間に就寝し、午前1時に起きて記事を書き、少し用事を済ませて3時前に再び就寝、4時半に目を覚まし5時過ぎに朝食というパターンが定着しています。

 だいぶ変則的なんですが、昼前に仮眠を少し取れれば、日中の活動に支障を来さないので、これはこれで今の僕の生活スタイルとして受けようかなと思います。

 さて、このところはさまざまな場面において、自分なりに価値提供することを心掛けています。

 僕が個人で商売をしていれば、売り物であるサービスや商品の価値を知り尽くし、お客様に価値を感じて頂き、売り上げにつなげ、さらなる販路を拡大するといったところが柱となるのでしょうが、今は生業については、僕は直接顧客に対してモノやサービスを提供する役回りになく、別なかたちで価値提供をしています。

 それは、たとえば、自分の組織に価値をもたらしてくれる外部の組織や人に対し、僕の特性を生かしてサポートすることで、巡りめぐって組織の足腰を強くすることに貢献するといったところから、営業上で何らかのトラブルを抱えてしまったスタッフに対する支援や、社外役員の個人的なお願いへの慎重かつ寄り添いながらの対応、などがあり、いずれの場面においても、一期一会の精神で、気を入れて対応をする、これを肝に銘じています。

 母親も、不満の向けどころを現状の住まいに求めるスタンスは変わっておらず、最近は毎週のように気持ちが荒れているようですが、母親の求める解決策が示せないからと接触しないというわけにもいかず、親に対する価値提供は親孝行の一つの形と心得、
毎回のようにソフトに拒否られても、そこはさらりと受け流し決まりきった価値提供を行うことで、荒れ模様の心を落ち着かせ、
出口のない中でも動きのあるところを見せて、母がいま、一番求める、子供たちが自分のために動いてくれている、という思いが心の中に宿るよう、根気強くアプローチしています。

 こう考えると、同居の家族に対しては、そうした価値提供の思いが十分でなかったなと、反省させられますね。

 一期一会は毎日顔を合わせる家族も同じであり、家族が今の形で生活できるのも、これまでの歳月を考えると、だいぶ残り少なくなっており、特に子供二人はあと10年の間には、一気に社会への階段を上がり、自分が社会に価値提供をすることを求められるようになります。

 世の中で役割を果たし、その対価を得て生活する以上、ダイレクトに営業というかたちでなくても、誰かしらから価値提供を求められることには変わりません。
 自分が目の前の相手に、どんな価値をお渡しできるのか、この思いは常に心に抱きつつ、価値提供の質を上げることに学びの投資を惜しまず、歩んでいくことを、家族のまとまりのある間に、子供たちに伝えていきたいと思います。


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