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密度を求められない付き合い

 毎年、この時期になって年賀状を書いています。大した枚数を書いているわけではないのですが、完全にテンプレでプリンターに丸抱えしてもらうのではなく、宛名と裏面のコメント、署名は万年筆を使用しています。

 万年筆はインクが乾くまで時間がかったり、インク瓶にペン先をつけながら書くので、ひと手間かかるのですが、年に一度の年だけの付き合いのではなく人もおり、いろいろ忙しくてもそこは手を抜かずに書いています。

 年末はだいたい忙しく、そうやって手間かけていると年の瀬押し迫ってから書いて、元旦配達にはだいたい間に合わないことになります。

 少し話は変わりますが、明日は大学時代の友人と会食します。この友人たちとは、一年に一度か、二年に一度か、ほんとに細いつながりなんですが、こうやって会食をたま~にしている感じです。

 年賀状や、普段は遠きにある友人との細いつながり、これはこれで、なかなか味わい深い関係であり、ビジネスチャットやSNS疲れが言われる中、こうした密度を求められない付き合いは、なんとなく心がホッとします。

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