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昼の東京駅の憂鬱

 昨日は午後から東京駅周辺で会議があったことから、東京駅構内で昼を食べることにしました。 
 ある程度の混雑は想定していたとはいえ、昼時の飲食店の混雑は想像以上で、午後の会議は遅刻が許されない会議のため、いつ入店できるのか、注文してからどれぐらいで料理が出てくるのかわからない状況では、とても行列に並ぶことはできず、やむなく時間のよめるファーストフード店まで行き、速攻で食べ終わって出てきました。
 ただ、会議の開催されるビルは丸の内北口、ファーストフード店は八重洲南口でしたので、かなり歩かされる展開になり、自由通路は非常に混雑していて、会議の前にすっかり気疲れしてしまいました。
 これに懲りて、不案内で激混みの東京駅周辺での昼食は避け、次はこうしたときには、早めに職場の近くにあるお店で早めの食事を済ませてから、会議には向かおうと思いました。
 それにしても、昼時も、夜の電車も、結構混雑していて、通勤需要だけでなく、インバウンドも戻ってきているから、感染症拡大前の、ある種のキャパオーバーな世界が戻りつつあるなと感じ、そこは経済活動としては悪くないのでしょうが、何となく、この間に、こうした喧騒から一線を画すことができなかったことに対し、忸怩たる思いを抱きました。元通りの世界に取り込まれることのないよう、他人に頼らずに、離脱可能な橋頭堡を作っていきたいと思います。

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