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この一年は家族3人にとって勝負

 昨日今日と、二人の子どもの入学式です。

 昨日は下の子どもの地元の中学での入学式で、天候に恵まれました。息子はちょうど引っ越したタイミングでの入学なので、地元小学校上がりの人が多い中では、最初はぼっちなのだと思います。

 ただ、そういうぼっちも他にパラパラといるようですので、まずは相手を最初から色眼鏡でみることなく、手広く友達になり、そのうち気の合う人とのつながりをつかんでいけばよいのでしょう。

 部活、生徒会活動などから交流を増やしていくのも有効だと思いますが、まずは勉強がある程度できるようになれば、一定の存在感を示すことができて、仲良くなるかは別にしても、認めてもらうことはできるので、そこから自分の居場所を確保する、そんな思いで、とりあえず最初の定期考査に向けて勉強をしっかりやってもらいたいと思います。

 ゆるぼっちに置かれている分、そこを解消するために行動が必要であると感じ、その気持ちを梃子に勉強にいそしんでもらえれば、転居の成果というものでしょう。

 そして今日は上の子どもの高校の入学式です。
 附属なので内進組は学習スピードが違うため、高校入試組とクラスは分けられ、一緒になるのは最後の一年間だけになります。なので、高校のクラスも中学の延長線上にあり、こちらは友人関係の大半を維持したまま、高校にステージを進めた、ということになります。

 高校の方は、大学受験の準備に時間がかかるため、1年の終わりには文理選択を迫られ、2年からは志望大学と学部を意識した学習にシフトしていくことになります。今は文理さえもフラフラしている状況にあり、そろそろ自分ごととして考えてもらう必要があるのでしょう。

 いずれにせよ、4月は少しスローでスタートしても、すぐに通常運転に入り、その後はかなりのスピードで走ることになります。優しく丁寧なのは最初だけで、特に中学は最初の考査とかで大きくつまずくと、メンタル的にきついので、まずは丸暗記でもなんでもいいので、狭い範囲を徹底的に勉強してある程度のスコアを叩き出し、自分に自信をつけるところからはじめることが大事なように思います。

 そこから落ちていく人もありますが、とにかく最初は高いところに一旦は登らないと、自信の立て直しは難しいものです。

 この一年間、僕もリスキリングの一年間を、ある程度の幹部になって頂けたわけで、僕にとっても、子ども二人にとっても、大事な一年になることは間違いなしです。4月ももう少しで3分の1が終わりますが、何ができたのかの振り返りと、次の週、残りの20日間あまりを、どうステップアップさせていくのかを、土日にきっちり考えることが、この一年を特別なものにするためには不可欠です。

 先週、そこに至らず、学びで満足していた点は、反省し、次からは、「自分は次のステップで、どのような進化をするのか、それは当面の最終目標に対して整合性が取れているか、目標からずれて刹那的な自己満足の達成感を味わっているに過ぎないのか」をはっきりさせ、最終目標に合わないことは、息抜き以上の時間を費やさない仕組みも入れないと、すぐに外部要因に忙殺されて、やったふり感に取り込まれてしまいます。
 
 リスキリングがお勉強に終始してはステージを上げることができません。新たな環境でも価値を提供できる自分を鍛えることが、独り立ちの原動力となります。そのためには他流試合をして、根拠なき自信を破ってもらうことも必要でしょう。

 土日を、先週の反省と来週の戦略練り直しの拠点としてフル活用することで、この一年は成長の年にしたいと思います。

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