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変則週休3日制?

 連日、家に帰るのがすっかり遅くなっています。
 先日の日経新聞で、給料が減らない週休3日制の導入が、広がりつつあるという記事がありました。

 僕も、現在の仕事の状況を考えると、変則的な週休3日制を導入したほうが、総労働時間は減少するような気がします。

 現在の日本は、比較的、土日以外の休日が多くなっており、今週も木曜日が祝日のため、いわゆるカレンダーどおりに休みが取れる人にとっては、1週間に3日の休日があることになります。

 こうした、土日に祝日が一日以上ある週まで、週休日を入れてしまうと、営業日がすごく少なくなってしまいますので、そういう週は週休日を置かず、営業日が5日間の週に、水曜日あたりに週休日を設ける、あるいは営業日の中で週休シフトを組む、そんなところでしょうか。

 今は時間外労働の縮減とか言われており、有休休暇等の各種休暇取得が推奨されているわけですが、現実的に、勤務シフトを早朝出勤にしても、特に管理職の場合、そうした始業時間は考慮されることなく、結局夜遅くまで残ることになってしまいます。それで意味ないと思い、朝はなるべく遅く出勤するシフトにしている人も、少なくありません。

 企業として、時間外縮減の取組が徹底し、パソコンも使えないようになっており、持ち帰りも不可で、かつ、そうした仕事のスタイルでやっていけるような業態の場合は、そこは実効性のある取組ができるのでしょう。

 しかし、僕のところのように、かけ声だけで実際に定時に帰ることができているのは、そうした時間外勤務縮減を求めている、業務管理部門だけで、他の部門は様々な懸案の対応の時間軸を動かせないため、業務を優先せざるを得ない状況にあります。

 このへんは、テレワークをやっている人も、区切りがない分、結果的に総労働時間が増えている人もあると思います。テレワークは求められるアウトプットを効率よく出せば、周囲の環境に引きずられる要素が少ないので、個人差、業種差が大きいように思いますが。

 少なくとも、僕自身については、こうした現状が当面、改善されそうにないので、であれば営業日は実態にあわせて勤務時間を延長し、週休日を増やすほうが、実効性が高いのかなと思います。

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