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体重計を買いました。

自分の体重が許容範囲を大きく超えてしまって、さすがにどうにかしないと、ということと、春から生活が大きく変わるので、これを機に不摂生もやめよう。というところで、ダイエットを思い立ったのです。

ダイエットは何回もやっております。何回か成功し、または失敗した後、結果全てリバウンドしてしまい、今こうしてダイエットが求められているわけですが、成功のために欠かせないのが定期的な計測と、長期的な観測です。

ダイエットというのは「今まで当たり前に食べてきた物を食べないようにする」というのが基本です。当たり前に食べてたものが多すぎるから体重は重くなるのであり、基礎代謝を越えているから重い体重がキープされるわけです。大原則として必要のはカロリー制限、というやつですね。

そのため、当たり前にやっていたことを止める、という変化を要求されるのですが、これがとにかくストレスなんです。人間というのは楽な方に流れる性質を持ってます。
そのため、止めた結果これだけ効果があった、という体験を細かく実感する事によって、モチベーションをコントロールしていくわけです。
そのため、体重計というのは結構重要です。

今まで何度もダイエットをやっていたこともあり、我が家にもちゃんと体重計はあります。体脂肪率も計算できますし、メモリに複数人のデータを保存できたり、長期的にデータを保存することも出来ます。アプリで長期的にデータを確認することも出来ます。
結構いいやつですね。

ではなぜ買い換えたのか?といいますと、この体重計、データをアプリで確認するために、 USB でパソコンに接続しないといけないのです。

普段床に置いてある体重計を、普段机に置いてあるパソコンとケーブルで接続して、データ抜き出さないといけないわけですね。そんなめんどくさいこと続くわけがないです。

ということで、4年前にダイエットしたときは、この体重計をシコシコケーブルつないで使ってたのですが、それがとてもストレスでした。
そして、それをやらなくなり、データに穴があくことが多くなり、穴が開いたグラフにモチベーションを保つことが出来なくなり、ダイエットは終わりました。
長期的なデータを観測しているグラフが穴だらけになると、どれだけうまく行ってるかがわからなくなり、全く努力のしがいが感じられなくなるのです。
もちろん悪いのは計測、データ取り込みを怠った私ですが、自律できるのであれば太ったりしないわけであり、ダイエットの失敗に自律を求めるのは本末転倒です。カロリーコントロール以外のストレスは極力避けるべきです。
ということで、次にダイエットするときは、計測データを Wifi で自動的に取り込む事の出来る体重計に替えよう、と想っていたのです。

長くなりましたが、その機がきたため体重計を新しく買いました。
古い体重計はどうするか?もちろん処分します。メルカリに出します。

私の考えるミニマリストは、禁欲家ではありません。重複した機能を持つ物を、持たない、というだけです。
また、シンプルで簡素な物ばかりを買う、ということでもありません。
重要なのは体験がシンプルであるか、ということです。

今使ってる物よりいいものがあれば、それを買い、古いものを処分する。私はこれをリプレースと呼んでます。
所有物全体の体積を増やさず、不便を解消することが出来る。これは理想的な買い物です。

長く持っていれば持っているほど物の価値は下がります。いらなくなった時点で売るべきです。持っていてもしょうがない。

昔はヤフオクで頑張って売ってましたが、幸い今はフリマアプリがあります。リプレースは簡単にできます。

買い足しはやめて、買い換える。
今持ってる物の機能に満足していないのであれば、躊躇なく買うべきだとおもいます。


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