見出し画像

教える側の熱量

2学期最後の登校予定日から、先週から始まった3学期の今まで、子どもは予定していた登校日でも「校庭までしか行かない。宿題はママが渡してきて!」といって校舎に入ることも嫌がるようになりました。

学校からすれば「ほら、積極的に通わせないからどんどん不登校になって行ってるじゃないか」とでも言いたい状況かもしれません。

どうしてそうなったか、考えてみました。理由は簡単です。子どもが先生たちに「情熱」を感じなくなったからだと思います。

うちの子どもは単純で、「情熱」を持って接してくれる人にしか頼りません。

幼稚園の先生、学研教室(幼稚園の課外活動)の先生、英会話の先生、そして私(ホームスクールの先生)。

子どもが今まで経験してきた先生たちはみんな指導に「情熱」を持っているように思います。つまり先生が「教えることを楽しんでいる」のです。

楽しんで話している人の話は聞こうと思うし、そういう先生は子どもの特徴をよく見てくれています。

学校の先生も不登校になり始めたばかりの頃は「どうやって来てもらおう。来てくれた日は何をしよう。」と熱心に考えてくれていたのですが、最近は登校した日のことを子どもに聞いても「なんか、楽しくなさそう」とか「取り留めのない感じだな」と感じることが多かったです。連絡も積極的に取ろうとしていない感じだし。(こちらもあまり学校に積極的ではないですが)

「情熱」のない授業ではうちの子どもは「得る物がない」と感じてるのかもしれません。

うちの子どもは理由がないものには盲目的に服従することを絶対にしないので、今の学校の状況には行く理由がないのだと思います。

「理由がないのなら行かない」

ただそれだけです。

きちんとした「情熱」を持っている先生には子どもは自然と耳を傾けるのだと思います。