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大人こそ、無気力状態から脱出せよ!

令和になってから、無気力による子供の不登校の数が爆発的に増加しているようですね。

これに対し、専門的な方からの視点と、大人たちの対応には、原因としては「合理性を追求しすぎた結果、情熱が欠乏」、それに対して大人たちが出来ることは「情熱的に何かに取り組む人たちの姿を見せてあげること」だそうです。

原因に対しては、教育の失敗と、そこにスマホの登場が追い討ちをかけているんじゃないかなあと感じています。

こうした現象が起きていることに、日本の多くの保護者さんたちは、困惑しているのではないでしょうか?

私も、子供の不登校は経験しました。

沢山悩み、どうすればいいのかを長い期間考えて、やってみて、試行錯誤しました。

私なりにこれだなと思っている最善のものは、まず親が社会や教育のせいにしないこと。

次に、子供に最も近い存在である親が、自分の在り方を見つめ直して、日々の行動を変えていくしかありません。

上記に、「情熱的になにかに取り組む人たちの姿を見せてあげること」とありましたが、親がいつも怠惰で無気力な生活を送っていれば、どれだけ外部からの情熱で改善を試みても、私は同じ状態へすぐに戻ると思っています。

家庭というのは、小さな社会であって、全体の縮図です。

親がまず、怠惰で無気力であることが、本当の意味で社会と教育の失敗そのものだと考えました。

無気力が原因で様々な問題を抱えてしまっている日本。

無気力による経済損失もかなり大きくなってきているとも思います。

こういった、社会問題や、子育ての悩みの末に辿り着く重要なこと、他人は変えられない、社会や環境など、自分の外側にあるものは変えられず、変えられるのは自分だけだということ。

このことに早く気がつかないと、大人はどれだけ対策を講じたところで、何度も同じことが起こります。

情熱的に頑張る大人は少なく、効率や合理性、儲かるかどうか、損か得か、ばかりを考えて、メリットがなければ動かないような大人が大多数であれば、その子孫もまた同じように、面倒くさくてお金にもならないことはやらなくなるのは当然だ。

そのことを問題視しないのならいいのだけれど、大人たちの視点の歪みは、子供たちの動向にはやたらと敏感になり、アレコレとアプローチをしかけるが、自分たち大人の無気力さや怠惰、傲慢さなどには目を向けず、それらを問題視しないというところにある。

私は、我が子の行動から学んだことは、全て「自分だな」ということだけでした。

これを認めるか認めないか、正しいか間違っているかを議論したり、頭の中で考えたりすると前に進めなくなるので、どうすればこうした問題を解決できるのかだけを考えよう。

子育てだけでなく、あらゆる対人関係の悩みは、全て見えているその姿は「自分である」ということ。

教育やビジネス、哲学や思想、宗教、スピリチュアル、量子物理学など、様々なものを学んでみたらいい。

それは、間違いなく自分だということ。

子供たちが勝手に無気力になっていったわけではなく、まず私たち大人が、合理性を求め続け、情熱的に生きることをやめ、無駄なこと、意味のないことはやらない生き方へと変わっていっていることを示しているだけだと私は思う。

これを認めることができさえすれば、やることはシンプルに見えてくる。

そう!

大人である私たちがやらなければいけないことは、「情熱的に生きる」ということだけ。

子供にも学校にも、何もする必要はない。

やることは、自分自身が、やりたいことに情熱的に取り組み、他人から見たらバカげていることであってもチャレンジし、何度失敗しても諦めることなく夢や目標を追いかけ続けることだ。

メディアやSNSなど、他人の失敗を咎め、責め立て、吊し上げることばかりをする大人たちが目立つようになり、こうした動きが大人も子供も含め、「何もしないほうが安全」という心理を生み出し、誰も挑戦しない、発言しない、目立つことはしたくないという動きが強まってしまい、これが無気力になる人を多く生み出していると思われる。

ただ、知っておくべきこと、いわゆる「叩く」「炎上」「アンチ」と呼ばれる界隈に関わっている人は、全体の0.5%程度だということ。

そんなものに振り回され、気にして、怖いからと萎縮して、何もしない選択をとって、本当はやりたいと思っていることをやらず、先延ばしにしていき、ただ目立たないように、叩かれないように生きるのなんて、本当ににもったいないことです。

人生なんて、他人の目線、評価なんて気にしているほど長くはないし、そんな小さなネガティブ情熱に怯えているほど無駄時間と言える。

無気力状態からは、まず私たち大人、「自分」が脱出すべきで、コンフォートゾーンから抜け出して、生きる世界を広げていくべきである。

そういった大人が増えていくことで、子供たちも徐々に動き出し、外へ出始めるはずだ。

この現象を止めるには、私たち日本人は、文化を少しずつでも変えていくしかありません。

もう、誰かの顔色を伺うのはやめましょう。

気をつかって、心配ばかりして、まわりの目を気にしてばかりの日々から抜け出しましょう。

やりたいことをやらず、我慢や頑張ることにばかり頼るのもやめましょう。

やりたいことへ情熱的に立ち向かい、失敗しても、そんなものは全部笑い飛ばせばいい。

良いか悪いか、どう思われるか。

そんなことばかり気にしていても、生きていて何も楽しくないはずです。

やることはとてもシンプル。

大人がまずは、生きることを楽しむ。

まずは「自分」が楽しく生きる。

その姿を見て、子供は勝手に育ってくれる。

何も教えることはない。

子供が勝手に学んでくれる。

無気力の原因が披露なら、寝たいだけ寝て、無気力生活を思う存分堪能してみたらいい。

そのうちそれも飽きてきて、どうせいつかは何かをやりたくなってくる。

とにかく、まわりの目なんて気にしなくていいってこと。

人生という一度きりの時間が、本当にもったいない。

有限であるその時間は、命そのものなんです。

やりたいことやって、パワフルにエネルギッシュに、楽しいと思えることをとことんやっていけばいい。

それは、どんな小さなことだっていいと私は思う。

今すぐ、やりたいことやっていこう!

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