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駐妻の脱皮

今年に入ってからほそぼそと動いていた就職活動にピリオドを打つときが。

この度現地採用で働くことになりました。in 新嘉坡
華麗なる駐妻生活終了。

当初、夫の赴任期間は2-3年だろうねぇと呑気に見積もっていた3年前。
ママ友の世界に初めて放り込まれた私を待ち受けていた数々の受難を乗り越え、そろそろ帰国かな帰任かな、とのんびりマイペースに好きなガイドだけをやってきた去年の暮れにまさかの通告。

お・「あと1年で駐在じゃなくなる」
つ・「あらついに日本へ帰るときがきたかー。ガイドは楽しかったし名残惜しい気はするけどしょうがないな」
お・「帰任じゃないよ。駐在員じゃなくなるだけ」
つ「?」

詳細は伏せますが、彼が現採になるとか転職するとかそういった類のものではなく、駐在員としての出向ではなくなるがほぼ待遇は変わらずという非常に稀なポジションとなる模様だということ判明。

つ・「それはつまりどうyou・・・汗汗」
お・「駐在員ではなくなるから基本任期とかに縛られなくなるんだ(えっへん)」

はい、やはり華麗なる駐妻生活終了。
帰任が遠い彼方へ見えなくなった途端、私のスイッチも即座に切り替わりました。うかうか駐妻なんぞやっている身分ではござりませぬか。

帯同ビザで働ける国に来たのに、就業禁止令を出していた夫の会社の人事と交渉を重ねること早3年。
今回彼の就業形態も変わることも影響してか、ようやく胸を張って就活を始めることができました。

生まれて初めてエージェントを使っての就活でしたが、一時帰国中にはSkype面接のアレンジ等も交渉してくださり、頼もしい担当者と二人三脚(もっといたかも)えっちらおっちら面接を受けまくること早2ヶ月。
何となく希望していた会社から内定を頂くことができました。

子どもの通学時、バス停への送迎もなくなり、色々な準備が整ったこの春(常夏)に駐妻は一枚脱皮をすることになりました。

仕事着買わなきゃ、靴と鞄も新調しちゃおう(viva就職!)
妻の仕事復帰前の先行投資はなかなか大事なものだと夫をねじ伏せ(説得し)うららかな季節の一歩を踏み出そうとしています。

仕事帰りにどこで一杯引っ掛けて帰ろうかなーとそんなことばかり真剣に考えていますが、まずは英語の修行からはじめます。

つづく

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