コーチングという名の○○○○!○○○○には気を付けて!

読者の皆さんこんばんは。
個人事業の方、長時間労働の方を応援する、石原兼夫です。

今日は一日出掛けていたため、記事のアップが遅くなりました。

さて、コロナ禍で、日本経済は大打撃を受けておりますね。給付金詐欺など考えられない犯罪も多いです。悲しい限りです。

26日、菅総理が所信表明演説を行い、私が一番心に残ったことは以下の内容でした。

「私が目指す社会像は、『自助・共助・公助』そして『絆』です。自分でできることは、まず、自分でやってみる。」

そうです。自分でできることは、まず、自分でやってみる、ということは本当に大切だと感じます。


さて、今日はコーチングについての功罪を記事にします。

日本でのコーチングにはいくつか流派みたいなものがありますが、まず、伊藤守さんについてです。

ICFよりマスター認定を受けた草分け的な方ですが、非常にビジネスが上手で聡明な方だとお見受けします。

実は、海外からいろいろなもの(コーチングの他には、ヨガなど)を取り入れ、日本に持ってきて形にする、というビジネスモデルを成功させた方でもあります。


コーチングというのは、良い効果もありますが、ある種、驚くほど狡猾に仕組まれており、コーチ側は簡単に逃げる(クライアントのせいにして)ことも容易な商売だから困りものです。


理由として大きいのは、『アドバイスやクライアントの気づき』など、無形のサービスであること。だから、責任とらなくて良いんです。コーチ側は。

そして、『セッションをLINEやSNS、メッセージアプリで済ませることができる』という点。クライアントはもちろん自由な格好で出来ますが、フィーを受け取っているコーチ側も、男性なら股引で、ひげボーボー、女性ならノーメイク、パジャマでなんてこともある。

更に、『国際コーチング連盟(ICF) 資格があるからといって、実力があるとは限らない』ということ。そのコーチは出来損ないかもしれないということ。コーチ資格取得にはもちろん費用がかかり、資格取得を目指す人同士で、コーチ時間を稼ぐために、コーチングをやりあっている。そして、その費用は結局、最終的にクライアントから回収できるビジネスモデルになっていること。

はぁ~、、、狡猾にできているもんですね。

一方で、功はというと、、オウム真理教事件で信者のマインドコントロールからの解放で有名になった苫米地さん。彼は、ルータイスさん(アファメーションという本で有名になったコーチングの先駆者)の後任者とのことですね。実力あるコーチなら、マインドコントロールされている方などを解放できるんですね。

極論になりますが、コーチングの罪をみると、とても新興宗教の罪に似ていると感じます。狡猾さのあたりが特に似ているのかもしれませんね。

コーチを名乗る方って、決まって最初はいい人ふうにニコニコと近づいてくる。素晴らしい経歴、だけど、その方も困り果ててコーチングに出会って、人生が変わった。だから、一回コーチングを受けてみない?と。だけど、高額、、、高給取りならいいけれど、共働きで、住宅ローンもあるし、そこまで費用(コーチングフィー)は払えない。でも、清水の舞台から飛び降りるつもりで、ヘソクリを使ってやってみようか。。

このように、だまされてコーチングを受ける人が後を絶たないのも悲しいですね。

また、極論になりますが、結局、コーチングは金持ち同士の遊びなのかもしれませんね。


特に、働く母親の方、だまされないでくださいね。命の次に大切なお金を、出来損ないコーチに払う必要は一切ありませんから。

そして、怪しげなコーチングという名の新興宗教にも気をつけてくださいね。費用の発生することは、必ずその対価、サービスが適正なのか?自分自身でよく調べてみてください。

菅総理の言う『自分でできることは、まず、自分でやってみる』を習慣づけるとよいかもしれません。

かしこ。


【追記】コーチングというものは、狡猾だと書きました。それは、人間の心理学をベースに構築されてきたことも、理由の一つかも知れません。心理的には確かに、他人であるコーチがいると効果があり、共感されると安心感がある!と感じるのは事実です。

更には、クライアントさんは、自分を曝け出さないと、良い効果がうまれにくい。でもそれは、コーチ側に弱みをつけ込まれるシステムに組み込まれる事になるのです。そして、コーチは?と言うと、か弱き弱者を相手取り、万能感に浸れる、マウント大好き人間にとってはマウントし放題、甘い甘い蜜のようなコーチングセッション。しかも、パジャマで出来る。いやはや、このモデルの考案者は、賢い方です。感心します。流石、人間の心理を知り尽くしているのだ、と感じます。

しかし、事実はあれど、真実ではありませんぞ!

人間は物語を作ってしまう生き物です。認知バイアスと言いましょうか。効果や共感、安心感などは、結局、幻、物語です。真実は、あなた自身が自分でできることを、まず、自分でやっていない、かも知れません。

実は、自分自身の中に問題も、答えも、師匠もメンターもあり、逆説的に言えば、全ては自分自身の中にしかありません。全ては認知しているあなたの中にしかないのです。(この件は、また、改めてお伝えしますね。)

タイムマネジメント術やコミュニケーション術、現状分析や構造化、このような、【術】も、自分自身で学べば良いのです。是非、無料の図書館を利用して下さい。

追加でした。かしこ。

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