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観察、そして分かったこと(1月)結婚に対して無知な自分

ここでは、離婚のこと、おひとり老後の備えのこと、日々感じていることをnoteしています。今回はその12回目。誰かに何かを伝えるというよりは、連載型の私自身の思い出の備忘録に。徒然なるままに書いていることをお許しください。

1月に彼が家を出て行って、やったことを正直に話そう。

・まずは粗さがし
・そして、なぜ出て行ったのかひたすら想像する
・離婚が自分にとって得か、離婚しないのが得かを比較検討する
・断食の旅を予約する
・途中彼の誕生日だったので、花を買い、彼の好きなビールを買い写真をLINEする
・弁護士に相談する
・断食の旅にでる

■粗さがし
スバリ、彼の荷物を見る。である。
彼が家に戻った夜、彼がお風呂に入ると必ず確認。
かばん
財布
病院の領収証
2人共同の通帳(それまで一度も見たことがなかった)

かばん、財布からは確証はないが怪しげなものはでてきた。

・レシート
2名分の食事代、コンビニスイーツ代
・コンドーム
所持していたことはショックだったが、その数が減ることはなかった
・薬
病院に通っていて薬を飲んでいる。その薬が何に効くのかを調べた。
泌尿器の調子が悪いとはいっていたが、バイアグラのような効果もあるようだった。男性の更年期障害とは思う。どの目的だったのかは分からない。前者ならもっと親身に話を聞けばよかったと思う。
・お弁当箱
かばんの中にあったり、なかったりした。うちのものではない。
・ハンカチ
一時的に帰ってきた時、洗濯ものの中に明らかに女性もののハンカチがあった。こういうの分かりやすいからやめて欲しい
・通帳
毎月それぞれが定額のお金を出し合って生活費に使っていた。
もちろん支出もあるが、それなりに貯まっていると思っていた。
が、残高は1000円単位。
決まった金額を入れると約束していたが、残高が残らない金額を彼は入金していた。収入の多い彼の方が多く入金しているはずだったが、結局私より少し少ない額を入金していた。

少し少ない位の金額なのだから、文句はない。けれど、多く払うはずの約束していた額を彼は入金していなかった。旅行の費用にあてていたのかもしれないし、残高が残らない生活費がかかっていたのかもしれないが、コロナでどこにも行けていなかったのも事実。

彼自身の通帳もある。
元家族の生活費はしっかり払っている。それはいいことだ。
ん?それ以外のカード請求ずいぶん多い。
それぞれ自分の収入は何に使ってもいい。そうは思っていたけれど、意外に額が大きかったのでなんだかもやもやした。
趣味はないから趣味を見つけなければと家を出たのに、、、いつも何ににもお金を使っていない、買いたいものがないと言っていたので違和感を覚える。
何に毎月こんなに使っているんだろう。
通帳にあるのは彼が家を出て行ってしまう前の請求だし、詐欺にでもあってるんじゃないかと思ってドキドキした。
けれど落ち着いて考えたら、結局彼が何か私の知らないことに使っていたんだと思う。

お金の管理は任せていたし、自分は妥当だと思う額を払っている。
お互いが働いているのだから同額でもいい。
でも不信感

■なぜ出て行ったのか想像してみる
思い当たる節がある。
私は前年部署が移動になった。異動ガチャで外れたのである。
全くやったことないことで、みんなが話す単語すら意味不明。
なのに一緒に働く人がものすごーーーーく意地悪だった。
仕事が目まぐるしく忙しく、更に分からないことが多く
分からないために失敗し、更に時間がかかった。でも助けてくれず教えてくれなかった。失敗から学ぶしかなかった。失敗に上司は「次は気を付けて!」と冷たい一言。1年回しての失敗なら言われても仕方ないが、誰か教えろよ!って気持ちだった。
心はぼろぼろだった。怒りで震え上がる毎日だった。
結婚当初は家では愚痴らないと決めていたのに、あまりに事態に、いかに悲惨な状況かを徐々に話すようになっていた。

これ、本当に嫌だったと思う。
実は私にはこんな経験がある。

元彼だ。
彼は会えばいつもいつも会社の愚痴ばかりだった。

私は思った。そんな嫌なら会社辞めればいいのに。
辞めれないのは自分に力がないからでしょ。と心の中で。
話を聞くのがすごいストレスだった。

はい、まるきり自分でした。
旦那さんはすごいストレスだったことでしょう。

旦那さんは会社辞めれば。人生1回だよ。って言ってくれた。
なんて優しい言葉をかけてくれるのだろう。家族はありがたい。早く次の仕事して家のお金は絶対に入れて、とも言われたけれど。

そして気がついた、旦那さんは優しさでいってくれていたというより、
私が元彼に抱いてた、そんな文句いうなら辞めなよ。だったと思う。

とは言え、それで家を出ていく?
インターネットで「旦那」「出ていく」「帰らない」「理由」と
寝ても覚めても検索していた。

そして、「失恋」「立ち直るには」「よりを戻すには」と
まー色々いろいろ調べていた。

ものすごく毎日疲れていた。
調べている以外は何もすることがなかった。する気にもならなかった。
出口が見えなくて
朝、目が覚めても何も変わらない1日が始まり、そして何の手立てもなく1日が終わるだろうことに絶望を感じ、恐怖を感じた。

彼が家を出るときの理由。
一人にならないと自分が孤独であることを実感できず、真剣に将来を考えられない。という言葉。
あの時は、でもどちらかが先に死ぬのは避けられない耐えるしかないのではと答えた私だったけれど、一足先に感じたこの孤独は耐えるには苦しすぎるものだった。

彼よ、あなたは正しいよ。
一人になり私は自分がいかに孤独であるかを知ったよ。
それを理解してあげれてなくて本当に申し訳なかった。
この、私と彼のずれた感覚が積み重なって彼が出ていく理由になったのかもしれない。

■離婚は得?なのか
離婚のつもりはなかったが、急にそういう話になると困るので
心の準備として、離婚について調べ始めた。

どうやったら離婚になるのかと
離婚するのが自分にとって得なのか、しないのが得なのか

離婚は合意がない場合、相当の事由がないとできないとのこと。
平たく言ってしまうと
暴力、浮気、別居(結婚していた日数に相当する年数)である。
浮気は不貞をしている証拠が必要だった。

マインドマップを書いてみた。

1.浮気ー慰謝料&浮気相手と別れさせる
2.浮気ー離婚の事由にするー離婚
3.別居(浮気の証拠は不要)ー3年間生活費をもらいながらー3年後離婚
4.上記を知らないふりをして結婚生活を継続

結論としては慰謝料はいらない
自分が離婚したいとなった場合は、2.か3.
離婚したくない場合は、1.か4.そして3.を冷却期間とする。

不貞の証拠をとれなければ、3.か4.ということになる。

浮気の証拠を押さえるのは相当難しい
携帯はロックがかかっており、探偵を雇ってまで証拠を押さえる必要はあるだろうか。そんなことしたら、そんなことするヤツとして彼はキレるのではないだろうか。キレなくとも私のことをますます嫌いになるだろう。信頼はもうされなくなるだろう。そんな心配もあった。

そもそも、離婚は得なのか。
離婚で傷つくことは分かっている。愛情を考えるとそちらの方が苦しい。次先月まで最愛の人と思っていたし伝えていた人、離婚なんて思っても見なかった。
が、それはひとまず置いて考え、単純に損得を検証してみる。

子どもがいないので単純な財産分与である。私は彼に財産を分与して欲しいとは思っていなかった。
逆に請求されたらどうなるのだろうかと考えた。

財産分与とは結婚後の2人の収入を1/2にするのだ。彼の不貞で離婚したとしても、それは別問題。財産分与はどちらに離婚の理由があっても1/2とのこと。彼は私より収入が高いが、元家族に生活費を払っている。そしてこの度カードの支払いが結構あると分かった。前者は除くのかと思ったが、除かれない。私も元家族に養育費を半分を払っていたということになる。まーいいけど。それに加えて、離婚したら支出の多い彼の分を私が彼に支払わないといけない。
あれ?私が悪いことしたんだっけ?私は渡す方?
喧嘩両成敗なのが結婚。
悪いことしたんです。私も。そうだな。

でも、本当?
弁護士さんに聞いてみよう。
私の友人は良く弁護士を利用していた
恋愛トラブル、相続トラブル・・・
最初弁護士に相談していると聞いたときは驚いたが、ひとりで何時間も悩んでいるより、専門家に聞いた方がいい。
ということで友人に紹介をしてもらった。

■彼の誕生日だったので、花を買い、彼の好きなビール(世界のビール色々)を買い写真をLINEする。

私ができることはそんなことくらい。
彼は家には帰ってこない。
でも、どこかで心を病まずにいてくれればと願った。

■断食の旅を予約する
自分でもどうしていいのか分からなくて、頭がいっぱいで
何かに助けを求めたくて、、、
断食ツアーに申し込んだ。
それを心の支えに、どうにか会社にも行き食事もしていた。
なのになんと!!宿泊日を1か月勘違い。
思い込んでいた宿泊日の数日前に送迎バスのことで宿に連絡をしたら
先月お泊りに来られなかったので当日キャンセル100%キャンセル料となっています。と言われてしまった。
がーーーーーん。
私の旅はもう終わっていた。

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