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小学校からの教育移住をしたい:2023年12月メモ

これから考えが変わるかもしれませんが、番外編的に、小学校選びのいま時点の考えをまとめてみます。


私立か公立か

少し前までは、あまり意識せず「私立でも公立でも、どちらでもよい環境があれば」と思っていました。根底の考えは今でも変わりませんが、いろいろ考えていくと、今のところ公立のほうがよさそうという考えに寄ってきています。その理由をいくつかあげてみます。

お金

一番先に元も子もない点を挙げてしまいましたが、重要なポイントです。やはり私立はお金がかかります。

よほど高額な学校でなければ、今の収入で、出せないわけではないですが、それを出しても生活まったく変わらないよ、というほど余裕があるわけではありません。私の場合、移住して転職するわけではありませんが、今と同じ収入が維持できる保証はありません。

単純に、金銭面では、公立のほうが精神的な余裕が持てそうです。

受験

選考方法は様々ありつつも「全員が入れる」わけではないのが私立です。
変に競争する環境にさらしたくない、という理由から小学校探しをしているのに、入り口から競争だよね、という矛盾があります。

真にインクルーシブなのは?

インクルーシブかどうか?を重要視しているわけではないですが、多様性は重要だと思っています。

私立のほうが、一見「個性を生かした」「ひとりひとりに寄り添った」教育を掲げているように見えるのですが、そもそも健常であることが前提の学校も多く、一定の学力・運動能力・コミュニケーション能力などをもって選考し「学校に合う子」を選定しているという側面が必ずあります。

それ自体が決して悪いことではないのですが、親が貧乏でも金持ちでも、障害があってもなくても、必ず入学できる公立校のほうが真の意味でインクルーシブなのだろうなと思っています。

地域

学校と地域

基本的には、学校自体がメイン、その中でも授業がどうか、などを考えていますが、いろいろ調べていくうちに、学校の周りの地域との関係に注目するようになりました。

新しい学校は、だいたいどこも「地域の方と一緒に」などとアピールしています。決して嘘ではないと思うのですが、純粋に「近隣地域の方」なのか、単に「生徒の保護者の方」なのか、「利害関係がある中での協力者」ではないか?など、ちょっと斜めに見ています。

候補の学校はどこも都市部ではないので、放課後や休日にどう過ごすか、地域で子供が体験を得られるような場を提供してくれるところは良いなーと思っています。

移住者が一定割合いるか

地方特有の閉そく感や排他的な雰囲気など、小説やマンガの世界ではよくある表現です。ネット上でも地方移住失敗、みたいな話もよくみかけます。
それらを鵜呑みにするわけではないのですが・・・私の親の実家がかなり田舎の集落で、平成の終わりまで村制度が生きていた、などの話もリアルに聞いているので、あながち嘘ではないのだろうなと思っています。

過疎地域であっても、ある程度移住者が多く人口も増加傾向、みたいな町で、移住担当の方がいらっしゃるような自治体だと安心感はあるなと思っています。

学校の規模感

大規模な学校は、なんかイメージ違う。
1学年10人などの超小規模校は、うまくマッチすれば伸び伸び過ごせそうですが、あわなかったときに逃げ場がなく辛そう。
1クラス20人前後くらいいたほうが心地よい居場所をつくれそう。
とか、もやもや考えています。
そんなことを、あまり考えてもしょうがないかもしれないですが。

おわりに

いろいろ考えているけれど

まぁ、失敗と感じたら、また別の地に移ればよいか、みたいな感じで気軽にいくのがよいかな、と思っています。

そのためには、賃貸物件に住みたい。
人気の学校のまわりは、どこも賃貸物件が空いていないようで…

ところで

いつから、遠方へ引っ越すことを「移住」とか言うようになったんですかね。進学や就職のタイミングで新天地に引っ越しをする、というのは、けっこう多くの人が経験しているような気がするのですが、「引越」ではなく「移住」というと途端にハードルが上がってしまっているような気がするのは、私だけでしょうか。


とりとめもない雑記になってしまいましたが…2023年ももう終わりですね。
みなさまよい年末年始をお過ごしください。

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