小学生前に先取り学習はしない方針
何の科学的根拠(エビデンス)もない話です。
先取り学習は必要か?
小学生前の先取り学習は必要でしょうか?
結論から言うと、タイトルにもある通り、私は「先取り学習はしない」方針です。
小学校受験される方は、もちろん先取りで小学校で学ぶ内容を少なからず学習させていると思います。
受験という目的がなくても、昭和の時代から
「年中さんで〇〇ができるようになった」
「年長さんで〇〇が分かってえらいね」
という感じで、小学生で習うことを小学生前にできていることは「えらいこと」「すごいこと」「ほめられるべきこと」であるという認識があったように思います。
かくいう私自身も
「もうこんなこと分かるの、すごい。うちの子、天才か!(親バカ)」
と日々感じています。
我が家の先取り学習しない方針とは?
小学校就学前の子どもの学習能力は半端ないです。
日本語なんて教えなくても、しゃべれるようになります。当たり前ですが、これって、かなりすごいことです。
小学校就学前に興味をもったこと(車や電車の名前かもしれませんし、ゲームやアニメのキャラクターかもしれません)は、たいてい大人よりも詳しくなります。
そんな中で「数字」「文字」「時計の読み方」などは、教えようとしなくても、自分で興味をもって習得してしまう子が多いです。
生活に必要な内容は、保育園、幼稚園で、意図的に「教えてくれる」内容も多いかと思います。
うちの息子(4歳)に限って言うと「数字」への興味がものすごく高く、英語で数字をよむ(thausand、million、billion、trillionあたりまで)、日本語で数字をよむ(百、千、万、億、兆あたりまで)、掛け算九九に興味を持つ、漢数字に興味をもつ、などどんどん進んでいますが、一方で、ひらがな・カタカナは読めても、なぜか「書こう」という気がないため、1文字も書けません。
我が家では、この現状に対して「ひらがな書けるようになろう!」と練習させることはしない、という感じです。
小学生になったら、かなりじっくり時間かけて、あらゆることを教えてくれ、ほとんどの子は、それで習得できます。
その段階でつまづいたら、もちろんサポートはしていこうと思いますが、あえて先取りをして「頑張って覚えようぜ」としなくてもよいだろう、という考えです。
加えて「覚えているほうがよいことだ」という認識を、子ども自身にもたせないよう発言なども気を付けています。
興味をもつ機会を最大化する
先取り学習はしない一方で、興味をもつチャンスはできるだけ最大化してあげる、その中で興味をもったことに関しては、できる限り深堀りできる環境を整えてあげる、ということは意識しています。
はじめに興味をもつきっかけはYouTubeが多いので、視聴の制限はしません。
YouTubeのアルゴリズムは優秀なので、同じような動画を2つか3つ最後まで再生したら、似たような動画をどんどん出してくれます。
特定のジャンルに興味をもったら、図鑑を買うことが多いです。
今あるのは「キノコ」「昆虫」「花」「植物」「野菜と果物」。
何か興味がひっかかったらよいかもと「子ども大百科」みたいなオールジャンルの本も何冊かあります。
絵をかくのが好きだと分かったら、色鉛筆、マーカーペン、水彩絵の具などを用意してあげます。
動物園、水族館、科学館など興味のきっかけになる場所には積極的に連れていきます。
興味もたず30分で出てくることも多いですが 汗
とはいっても迷うこと
いわゆるお勉強的な学習面は「先取りしない」と決めたら迷いはないのですが、とはいっても小学校に入る前にできていないと困ることって何だろうという迷いはあります。
トイレはひとりでおしりふけないと厳しいですよね、たぶん。
箸をつかえるようになっていないと困るんだろうか。
自転車に乗れるようになっているべきだろうか。
などなど。
さいごに
まとまりのない内容になりましたが、ふだん考えていることをテキストにしてみました。最初に書きましたが、この方針がよいという裏付けは何もなく、勝手に考えて実践している内容になります。
ぜひ、パパママの先輩方、同じく未就学児の子育てをしている方のご意見もお聞きしたいです。よろしければコメントいただければ幸いです。
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