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元町マルシェ

神戸元町商店街にある「元町マルシェ」
神戸元町商店街は元町駅の一番街から神戸駅の6丁目まで長いアーケード商店街。
神戸港が近いから舶来品のお店があったり個性的なお店が並ぶ商店街。

元町誕生150周年でアーカイブ写真展が行われていた

その5丁目にあるのが「元町マルシェ」
いわゆる産直のアンテナショップ。
兵庫県の野菜や加工食品がたくさん並びます。
こちらのお店を運営しているのは、佐用町町議会議員も務める千種和英さん
元町マルシェのスタッフが直接、兵庫県内の集荷場に直接取りに行っている。
委託販売を行い販売された金額のうち手数料を引いて生産者に支払われるというもの。
売れ残ったものも引き取りに行く必要もなく、生産者にとっては配送に関わる時間とコストがかからないという仕組み。
エリアは佐用町の他に、丹波篠山市や淡路島など県内数カ所。
曜日を決めて集荷に回っているそうです。

店頭に貼ってあった丹波篠山市にある里山工房くもべのチラシ

生産者は小規模農家さんがメイン。なかなか市場に出回らないような野菜が並ぶ。
売れ残った生鮮は可能な限り割引販売などするが、どうしても残ったものも子ども食堂などに寄付するなどして極力廃棄が出ないようにしているとのこと。

この日(水曜日)は有機栽培や自然栽培をしている野菜の仕入れが多い曜日ということもあってそれを目掛けてくるお客様もたくさんいた。
お客様は近隣に住む人。最近元町周辺ではマンション開発が進み住民が増えているという。
それ以外にも飲食店への販売も多いそう。
飲食店にとっては、珍しい野菜が入っていた方がメニューのバリエーションが増えるらしい。

店長は39歳。スタッフも20代、30代がメイン。
直接生産者の元に行って集荷を行うことで、生産者との信頼関係を築けているという。
例えば安い値段をつけている生産者に対して、もっと高く売った方がいいというアドバイスもしている。
はじかれてしまった捨てていた小さい玉ねぎも、そのようなサイズのものを集めて販売することで、逆に小さい玉ねぎの方がいいというお客様に好まれているとか。

丹波産山の芋「むらやき山芋」
バーコードについている生産者の名前を見て買う人も多い

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