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来年もまたここで会おう。このプロレス祭の夜に。

今日は横浜アリーナで新日本vsNOAHとなるWRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナが開催されてたんですが、さすがに4日からずっといるわけにもいかないので今年は1.4と1.5のドーム大会に行ってきました。

去年はコソコソしてたんですが今回はオミクロン株が〜ってメディアで騒ぎつつありましたけど、なんか重症にはならないって雰囲気だったしそれなりに気持ちにもゆとりを持って密航してきました。

■イッテンヨン

4日当日の朝に家を出ると雪はほぼ溶けてたし空はどんよりしてるものの、家から駅までは歩いて5分くらいなのでスーツケース転がして歩いて行こうとしたら(当日朝に肩掛けのバッグからやっぱりスーツケースに詰め替えててよかった)ちょっと歩いたところ雨かみぞれみたいのが降ってきたので慌てて戻って折り畳み傘を持つことに。(東京で絶対使わないのにちくしょー)と思いつつ。ちなみに俺はスキル「雨男」持ちなんですがなぜか毎年ドーム大会の日は晴天に恵まれてます。プロレスファンたちの熱気には俺のスキルもかなわないみたい。

案の定、東京良い天気。ていうかもう異国かってレベル。とはいえ早く着いた割に特に予定もないしすることないなーってことでカフェでコーヒーすすって時間潰し。久々に来たっていってもずっと東京住んでたから特に観光することもないし。あとで東京女子観に行けばよかったなと思いましたが。毎年思うけど各団体でうまいこと調整してレッスルマニアウィークみたいにドーム周辺プロレスだらけにしてくれたらいいのに。

コロナのこともあるとはいえ、今年は新日自体もなんか体験型のブースとかもないしあんまりお祭り感がなかったような気がします。

今年は駅の真ん前のホテル(駅近にしといてほんとよかった)。闘道館が入ってたビルの跡地に新しく建ったばかりで顔認証で鍵が開くとかめちゃ便利。マスク外さないといけないのがめんどいけど。

毎年恒例の赤マントコスプレを用意して出立。去年は写真もお断りしてたけど今年はマスクしたままだけど写真いっぱい撮りました。毎年撮ってくれてる人がいたり、初めての人もいたり、どの人もすごく喜んでくれてて俺が!俺たちがお祭り感だ!ってなってました。ほんとにありがたいことです。

ただ当日発表の柴田勝頼選手の対戦相手のXが中邑真輔なんじゃないか!って期待を煽った部分もあったみたいで申し訳ない。前日くらいにドライブ配信してたからいるわけないんですよ〜。もし出てくれるならサプライズにしないで名前出すと思います。チケット余裕で売り切れるだろうし。

今年の第0試合、特にルールとか知らずに観てて、あれ?4人残ってるのに終わっちゃったwってなりましたが、マッチョドラゴンが流れたりやっぱりサプライズあると楽しいですね。

ところで今年はリング上のモニターがなくて俺は一階スタンドのほぼ一番下でアリーナと変わんねぇじゃん近い〜ってなってたけど3塁側で真横だったのでリングとバックスクリーンのモニターを首をぐりぐりしながら見ることになったのでちょっと大変だった。その代わり音響はすげぇよかった。低音のズンズンとか。SHO、YOH両選手の入場曲とかEVIL館長の音楽なんて特によかったですね。館長の試合はまあ、やっぱそうなんですねって感じだったけど。いつになったら俺が持ち上げといたあれはあれされるんでしょうか。

そしてYOSHI-HASHI祖父母の会終身名誉相談役としてついにこの日を迎えました。思えばまだコロナが始まる前の2019年だったでしょうか。地元でのワールドタッグリーグ観戦時にリング上のYOSHI-HASHI選手に指を刺し(今度こそタッグリーグとって、タッグ王座だぞ!頼むぞ!)という気持ちを送ったら指を刺し返してくれるということがありました。まあ北陸来るたびに毎度毎度中邑真輔の格好したおっさんに棒を振られて困ってるかなぁと思ってましたが「未来は俺が創る。生きたいように生きる、成りたい自分に成る、それがプロレスラーだろ」という中邑真輔の名言をワールドタッグリーグ優勝のバックステージで出してきて、なんかおこがましいけど自分がやってたことも許された気がしました。

ていうかイッテンヨンのYOSHI-HASHI選手のコスチュームはタイツが左右で白と黒になってました。白は今の中邑さんがWWEで使ってるコスチュームのカラーだもんでね、あ〜これで勝ったら俺泣いちゃうわってなりまして、まあ泣きましたけどね。

正直タッグ王座戦とジュニア王座戦は内容的にもうちょっと頑張れたんじゃないの?って思ったけどなんか時間巻いたのかなってくらい。15分半と16分ちょいだもんなぁ。テレビ放送とかあるとそういうのありそうでね…。

ただ35分を超えたメインは凄まじかった。プロレス大賞も獲った去年のプロレス界のてっぺんに龍の如く昇った王者を相手に絶対王者だった時の風格で受け止め切ったオカダさんまじオカダさんでした。

帰りにまあ酔った勢いなのかもだけど「あんたに合わないと1年が始まんないよ」とか言われたので、1年分の承認欲求満たされたし、これはまだ数年は辞めるわけにいかんなって思いました。

■イッテンゴ

5日は前年同様上野公園で西口ドアを観戦するつもりだったんですが野暮用があったので諦めて13時くらいからずっとドーム前にいました。てかびっくりするほど筋肉痛で昼くらいまでホテルでゴロゴロ。コスプレを維持するためにもダイエットと筋力強化を誓いました。

ただこの日のコスプレはあんまり写真求められなかった…。

はい、中邑真輔最新形態withちょっとしか使われなかった王冠。

やっぱり新日本プロレスファンには白いコスチュームの中邑真輔はあんまり浸透してないんですかね。

田口監督がなんで王冠かぶってるのかっていう元ネタとして(WWE日本撤退しちゃったし)ってことでやっときたかっただけです。クリスマスくらいから頑張ってレジン固めたりして王冠こさえたんですけどねぇ。

ちなみに西口ドアを諦めた野暮用というのが週プロのカメラマンさんがコスプレイヤーを集めて写真撮りたいって話があって参加させてもらいました。増刊号に載る可能性があるそうです。こんなご時世に人を集めたりしていいのかっていうのと、バリバリWWEのコスプレですけどいいのかなって聞いたけど、なんか無理言ってすみませんみたいにめっちゃ低姿勢でお礼言われて恐縮。週プロさん的には今後もビッグマッチでコスプレイヤー撮りたいっぽいらしいかもしれないっぽいらしいので興味がある人はコスプレして会場前をうろうろしてねw

それにしても前日より明らかに人が少ないのもなんか不安になりました。まー5日のマッチメイクがちょっと弱いなとは思いましたが。この状況下でアメリカと行ったり来たりする人たちでストーリーを積み上げていくってちょっと難しいと思うんですけどね。前日セミで王座戦してた人たちが第0試合とかさすがにちょっと…。

ただ個々の試合は良かったですけどね。監督、王冠かぶってこなかったけど。中邑さんのトランプ使った演出はパクってたのに。

上谷選手の2年連続フェニックススプラッシュもすごかったし、そろそろスターダムと新日の選手でミックスマッチとかやれるっしょ。林下詩美選手ならネバー挑戦してもいいでしょって思ったけどまさか上谷選手が飯伏選手を指名するとは思わなかった。

骨折を含む大怪我で久々のNOAHとの絡みがなくなってしまったKENTA選手ですが鼻を押さえて退場していく時、スタンドからは惜しみない拍手が送られました。2年前はものすごい罵倒を受けてたのに完全に実力でひっくり返してしまった。ただ身体は大事にしてくれください。

そしてそんなすさまじい死闘だったUS王座戦のあとの2日連続となるIWGP世界ヘビー級王座戦。US王座戦の二人が決死の覚悟で梯子登ってたのに、ひょいひょい櫓に登って場外に宙返りするオスプレイの人間離れした重力ガン無視の動きにしっかり対応していくチャンピオン。いや、あんた前日、ものすごい試合してましたよねwそしてこの日も30分を超える死闘を制したオカダカズチカ。これぞ王者。いや、他に2日連続でこんな試合できる人いないのでは。

そしてマイクの最中に「まだまだ油断できないから気をつけて」ってくだりで目に涙を浮かべるオカダ選手を見て、フジロックのMCで「みんな元気でいてね」といって泣き始めた子のことを思い出した。なんかみんな辛いもの抱えてるから、それを言葉に出すと来るものがあるんでしょうね。

さて、翌日、今回は6日の大会がなかったのでリベラにステーキ食いに行くか、パイルドライバー行くかとか考えてたら、朝Twitter見たらなんか雪がどうのこうの書かれてて(ま〜た東京者がしょうもない雪で大騒ぎしとるわw)って思いながら外見てびっくり。普通に積もっとるやないの。

プロレス祭が終わった途端にスキル雨男がレベルアップして雪男スキルなるなんて。もはや歩き回る気力もなくなったので秋葉原でラーメン食ってたまたま暇そうだった友人を呼びつけて茶をしばきながらダベって時間を潰しました。

しかしまさか家出るときの傘が役に立つことになるとは。

ちなみに地元の方は朝から天気良かったらしいんだけど、俺が金沢駅に着いた途端にみぞれが降って来ましたとさ。

サポート頂けたら…どうしよっかなぁ〜。答えはもちろん、イヤァオ!