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甲乙丙丁戊己庚辛壬癸は「もっかどこんすい」で読むんだ

「もっかどこんすい」で読むんだと、若い時に父から教わった。もっかどこんすい? 木火土金水のことである。十干の「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」(こうおつへいていぼきこうしんじんき)を「木火土金水」(もっかどこんすい)の順に読めというのである。

木火土金水に「えと」をつけて、甲は「きのえ」、乙は、「きのと」、丙は「ひのえ」、丁は「ひのと」というふうに読む。丙午は「ひのえうま」になる。これは結構役に立った。こんな基本的なことは意外と忘れないものだ。   

また、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸は10文字なので、10進法に対応している。甲の年は、いつも西暦末尾が4だと、日本史の教師から教わった。

壬は必ず2年なので、壬申の乱は670年頃とあいまいなら672年と分かる。このことも、結構役に立った。ありがたい。

            


                     


                                


                                 





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