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【千に一人のGalaxy制作過程メモ04】話の縦筋を作ろうとすると結局こうなるよねというお話

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どうも信乃アルボです。
今回の記事は、シナリオを考える時のぼくの脳内手順を書いています。「あーそう言う風に考える人もいるんだ」みたいな感じで見てください。

チャリで赤羽のバーガーキングでランチ→GU→ユニクロ→ドン・キホーテとショッピング三昧。ベルトを買っただけですが。

なぜこんな無駄なショッピングをしたかというと、自転車をこぐ為です。バーキンに言っている時点で健康とかどうでもいいんですけれど、家にいてもネタは出ないので、ひたすらチャリ漕ぎでネタ出しを行いました。チャリおすすめ。

①ライバルキャラを出したらどうか?

男女比逆転でラブコメするのはいいけれど、話の縦筋が無さ過ぎるのはどうかなと思ったので、縦筋を考え始める。

まぁゴールとしては、ヤンデレとおかんから一方的に愛(SEX)されまくる日常から、主人公からも勇気を出して愛情を伝えて両想いになる所がゴールになると思います。

SEXした時点でゴールやろ、とも思うけれど、そこはまぁ童貞っぽく「本当の意味で想いを伝えたあった」という所をゴールにしたい。

よくある話ではあるけれど、恋愛ものにおいて話を前に進める時によく使うのは、アテウマを使う方法ですよね。
「主人公からの愛情」を引き出させるために、ヤミィや継(本作のメインヒロイン2名です)に対して強力な男のライバルが登場させ、ヤミィや継を取られてしまうんじゃないか……!? という焦った主人公はヒロイン達に真剣に愛の告白をする……というのが、まぁよくある話ですよね。

筋書き的にはありきたりですけれど、シーン毎の台詞だったりとか、それまでのヒロインとの積み重ね、ライバルキャラの性格とかで、面白くなる可能性はいっぱい詰まっているはず。少女漫画的にはあまりにも王道だけれども。

ライバルキャラもさっぱりした男がいいな。男の友情とかも書きたいし。
ただ、本当にヒロインの事を好きになったりとかだと辛過ぎるので、ライバルキャラの男は本当はオーガのメス(敵対勢力の女性)に心底惚れながらも、家の指示でヒロインに対して声をかけている……とか、ようはライバルキャラにもきちんと好きな人が居るって事にすれば、そこまで不快感を感じないのではないかとは思う。

…………ただ、ま~~~~ありきたりな話の縦筋なので、これを今更自分が書く意味って何だろうって感じですよね……
それが本当に書きたいシナリオならありきたりでも書くべきですけど、なんか普通過ぎるな。

アイディア保留。

②家族ドラマを主眼に置くのはどうか?

主人公の母は超絶ビジネスウーマン。ヒロインの一人である継が主人公の母親の代わりになったのはビジネスウーマンだから。

主人公の父は5年前に宇宙人に拉致。

最終的なゴールとしては、母親と父親と主人公で食卓を囲み、家族の時間へと回帰するお話。

主人公が無事ヒロインを孕ませる事をきっかけに、母はようやく主人公に向き合う事となり、なんやかんやあって家族の愛って素晴らしいねと言うお話。

これに関しても、ヒロイン二人の立ち回りや台詞で良いものにもなるし悪いものにもなるというか。
例えば、主人公の不出来を呪いの様に連ねる主人公の母に向かって、ヒロインが食ってかかり「それでも私は主人公の傍にいます。本当に主人公の事がどうでもよかったら、私に世話を任せるなんてこと、無かったんじゃないですか!?」とかだといい感じになるかもしれない。
ドラマの積み重なりが大事といえば身も蓋も無いけれど、やっぱり主人公の事を好きだと胸を張って第三者に熱く伝えるシーンがあればぐっと作品が締まりますよね。

…………ただ、種付けベーシックインカムとか、男女比逆転ものだとかさんざん言っておいて(突飛な設定をガンガン詰め込んでおいて)家族ドラマをするとか作品のノイズにしかならないのでは!?そこでめっちゃ普通の話してどうするの!?
うーん、アイディア保留。
悪いもんにはならんとは思うけどね……

③主人公の夢の話はどうか?

主人公には服飾に関する夢があった。主人公は『女性の可愛らしい服』を作るのが夢。(近未来では全て服飾に関するデータを詳細にPCに打ち込み、業者に発注する事で仕上げて送ってくれる)

主人公はヒロイン二人に頼み込み、可愛らしい服を着せ、日夜自分が追求する最上の服飾を作り「その人の人生のひと時でいいから、彩を与えたい」という夢に向かって頑張るお話。

夢の部分がぼやっとしているのなら、ラブライブみたいに明確に大会があって、それに優勝するとかでもいいかもね。

最終的には、主人公の最高傑作をヒロインに着てもらい「ありがとう」と言ってもらう所がお話のゴールとする。

これに関しては、ヒロイン達に様々なコスチュームを着てもらう、というビジュアル的なシナジーがあり、Novel AIでいっぱい挿絵描けること(急に5歳の考え)の武器になるので非常にいいんじゃないかと思いつつも、やっぱり突飛な設定との喰い合わせがすこぶる悪い
絶対、読んでる人からすると「種付けベーシックインカムの話と絡めろよ」と思うだろうな、僕もそう思います。

なので、この設定に関しては、無理に主人公に設定を固めないで、ヒロインであるヤミィに吸わせて、ヤミィが事ある毎に服飾を作ってくるとかの方が面白そうですね。

うーん、今日はここまで。
ヒロインのよさげな設定は増えたが、話の主軸、縦軸は決まらず。

お疲れ様です……
ここからよろしくお願い致します!

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