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だれかを救ってね、わたしの1000円

一応勤め人なので、週に5日は仕事をしている。休日は水曜日と、土日のどちらかのシフト勤務である。
平日は午前6時40分頃に家を出て、帰宅は午後7時30分頃になる。
休日をぼんやり過ごすと、翌日は会社に行く、というルーティンが続いている。

こんな毎日では、自分の周囲の極めて狭い部分しか対応出来ない。テレビや新聞の報道を見ると、心がざわざわするけれど、じゃあ何かできるかというと何も出来ずに過去の事になっていってしまう。

寄付をしよう、と思ったのは西村しのぶさんのマンガを読んだからだ。主人公の恋人(年上、美人、仕事ができる)が教会に寄付する場面がスマートでカッコよかったから。

しかし、実際寄付するとして、どこにすればいいのだろう。教会の信者ではないし。少し考えて、「国境なき医師団」に毎月1000円ずつ、預金口座から引落としする事にした。当初、日本赤十字社にしようと思ったけど、こちらは毎月2000円から(当時)だったのであきらめた。

これは、直接手を差し伸べることが出来ない言い訳のような、後ろめたい気がすることもある。でも、「鋼の錬金術師」のウィンリィの父の言葉「やらない善よりやる偽善だ!」を胸に、継続をしている。

働いた私の1000円が、誰かのために働いてくれる。そして、確定申告を経てまた私のところに戻ってくる。それで良いじゃないか、と思っている。

#寄付してよかったこと

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