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21卒就活体験談⑤~就職して何をしたいのか~

こんにちは、シノプス21卒内定者の田口です。

仕事を通して、どのような価値を社会にもたらしたいか。これは、就職活動において、自分がもっとも大事にしてきたテーマです。

現在就職活動をされている方のなかには、「どの企業の内定を承諾しようか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そういった方に向けて、自分の就活時の経験談も交えて、「就職して何をしたいのか」と考えることの大切さについてお話しできればと思います。

就活への意識・シノプスとの出会い

大学院に入学する以前から、友人の就活の様子を見たり聞いたりしていたので、もともと就活に対する意識はありました。しかし、本格的に就活を意識し始めたのはサマーインターンの募集が始まったあたりです。

9月の中頃にベトナムの大学へ2週間行くことが決まっていたので、多くのサマーインターンと時期が被り、短期のインターンしか選ぶことができませんでした。そこで、通年募集されている長期インターンで自分を試してみようと思い立ち、探していたところシノプスと出会いました。それから、インターン生としてシノプスで働き始めました。

11月頃に、人事の方から、「新卒採用を受けないか」とお誘いがあったので受けることにしました。しかし、人事の方と面談した結果、今選考では入るのはやめようということになってしまいます。

目的のない就職活動

なぜ、そんなことになったのか。

それは、自分に「会社で働く目的」「その目的に向かってどのような社会人生活を送っていきたいか」というビジョンが全くなかったからです。2、3度面談する機会をいただけたのにもかかわらず、自分はシノプスに対してその答えを出すことができませんでした。

その後、「他社のインターンも経験した方がいいのではないか」と提案があり12月でシノプスのインターンを辞めることになりました。当時、シノプスとの縁はなくなったと考えていました。2月から別の会社でインターンを始めたものの、そこでも働く目的は見つけることができませんでした。

そして、本格的に就職活動が始まります。何がやりたいかわからなくなっていた自分は、逆求人サイトでスカウトを頂いた会社の面談や説明会に参加するなど、会社を自分から探さない方法で就活を行なっていました。
そして、実際に選考に入るわけですが、面接でことごとく失敗します。5月に入りなんとか内々定を得たものの、志望度が高いと言える会社ではなく焦りが募りました。

何がしたいのか、どうなりたいのかが全くわからない自分を採用してくれる会社がなかったのです。

内定承諾へ-無駄を減らしたい

6月になり、面接でうまく答えられない部分から、自分が何をしたいのかを改めて考え直すことにしました。

考え直すにあたっては、就活の中で最も強く関心を得た会社を考えてみました。お金関連のシステムを扱う企業や地図関連のシステムを扱う企業などが挙げられたのですが、そこでふと、ある共通点に気がつきました。

自分が興味を持っているのは、無駄を減らすことができるシステムなのではないか、ということです。

考えてみると、自分は交通費を払うのを可能な限り避けたり、1秒でも早く目的地につきたいのでさっさと歩いたり、自分にとって無駄だと思うことは徹底的に削減しようとするタイプの人間でした。加えて食品スーパーでアルバイトしていた際に、食品が廃棄になっている光景をみていたこともあり、それらに対する問題意識をずっと持っていました。

ここからはとても早かったです。
シノプスの人事の方に、就活相談も含めてもう一度話を聞いて欲しいと連絡しました。その後、そのまま選考に進み無事シノプスに内定し、即日、内定を承諾しました。

おわりに

ここまで、「就職して何をしたいのか」という観点から体験談を書いてきました。

皆さんは、どうして「その会社」で働きたいのでしょうか。
世の中にどのような価値をもたらしたいのでしょうか。
エンタメ、医療、金融、物流など、さまざまな業種がありますが、どこを選ぼうが働きたいと思うのには何か理由や目的があるはずです。

実際に自分にできるかどうかは関係ありません。実力や知識は、採用され、働き始めて、あとから身についていくものだと思います。無謀でも夢物語でもいいので、その会社で働く目的を少し考えてみると、大きく前進できると自分は思います。是非一度、考えてみてはいかがでしょうか。

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