Twitterに、中の人はライブ後の勢いでこのように書いた。

そう、今回のツアーはまさに岸田繁がくるりの25周年で生まれてきた全楽曲を聴き込んで臨んでいるツアーでありセットリストであると言っても過言ではないだろう。それはTwitterにも書いたように、岸田繁にとってくるりにとってもまさしく快挙な出来事なのである。
　ネタバレされても構わない人は、以下に記した名古屋でのセットリストをご覧いただきたい。まさにくるりが25周年を迎えての初めての全国ツアーにふさわしい、重箱の隅をつつくような、かゆいところに手が届くようなセットリストだったと思う。そして、そのようにしてくるりは、重箱の隅までくるりはくるりであって、何ら手を抜いていないということを証明したのである。ライブ会場を規制退場する際に、近くにいた若者が「正直最初の5曲とか全然わかんなかった！でも、全部いい曲だった！」と言っていた感想がまさに的を射ていると思う。岸田が序盤で「今回のライブは珍味」と言っていたように、今回のツアーでしか聴けない曲もきっとあるはずである。まだ行けるチャンスがある会場にはぜひ足を運んでほしいし、すでにチケットを持っている人は震えて待つがいいだろう。

くるりライブツアー2022　Zepp Nagoya　2022.7.15　セットリスト
※（）は収録アルバム

１．Bus To Finsbury（NIKKI）
２．目玉のおやじ（言葉にならない、笑顔を見せてくれよ）
３．コンバット・ダンス（言葉にならない、笑顔を見せてくれよ）
４．ブレーメン（ワルツを踊れ）
５．忘れないように（songline）

MC　「25周年は長いような、短いような～じじくさいMC」「今日は珍味」

６．bumblebee（坩堝の電圧）
７．Morning Paper（アンテナ）
８．しゃぼんがぼんぼん（The Pier）
９．青い空（図鑑）
１０．風は野を越え（songline）

岸田が便意～キング中に社長による物販紹介

１１．Time（シングル Remember me）
１２． 三日月（魂のゆくえ 初回限定盤）
１３．さよならリグレット（魂のゆくえ）

何かに夢中になってると時間って忘れるじゃないですか？（何分トイレ行ってた？）
メンバー紹介（年齢付き）
ベテランみたいなMC

１４．ばらの花（TEAM ROCK）
１５．white out（heavy metal）（坩堝の電圧）
１６．Giant Fish（thaw）

MC　実は尼崎の魚のアンサーソング
岸田「大丈夫？なんか、機材トラブル？」佐藤「えっ、ええっ（笑顔）」
岸田「機材と言えば・・・」取り出したPCのファン（不穏）

１７．かごの中のジョニー（魂のゆくえ）
１８．Tokyo OP（songline）
１９．飴色の部屋（ジョゼと虎と魚たち）
２０．ハイウェイ（ジョゼと虎と魚たち）
２１．loveless（The Pier）

MC　岸田「中日、弱いねえ」（ギョロリ）

２２．ロックンロール（アンテナ）

アンコール
琥珀色の街、上海蟹の朝（琥珀色の街、上海蟹の朝EP）
東京（さよならストレンジャー）

【追記】
Zepp NagoyaでのセットリストをSpotifyでプレイリストにしてみました。
残念ながらライブには足を運べない人もお楽しみいただけますように。
（Spotify使っていない人はごめんなさい。。。）
https://open.spotify.com/playlist/7uj0viBcVcjJsV6Y41Jozp?si=360a495f6a5140e5

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