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ヨガの五つの基本を使い分けて効果UP

(基本の「使い分け」ができるように目的と効果を記します)

これから話す五つの基本を体得していると、ヨガの効果がワンランクアップします。

ヨガの効果が120パーセント引き出されます。
現代の生活の質さえもあげるかもしれない話です。


先に体得して、他と差をつけよう!(フレーズ)

いえいえ、誰とも比べることなく
ヨガの深みに入っていきましょう。

この記事には「ここだけのワンポイントアドバイスあり」です。



ヨガの基本中の基本のために
私の師はすでにあんまり教えてないです。

昔は教えていました。

私は最初、これらの基本をひたすら叩き込まれました。
おかげで土台ができたと思います。

今から紹介する基本は、それぞれのヨガをするときに使えます。
よく使う基本であり、自然と使えるようになるのがベストです。

しかし、どの場面で使うのかを考える必要があります。


「使い分け」が大切です。



すべての場面で同時に使うということはないです。
目的や必要に応じて使うことで、ヨガの深みに入っていくことができます。

しっかりと考えて使い分けましょう。


それではヨガの五つの基本を紹介します。


・シャンバビ・ムドラ
見上げるようにして眉間に集中する

☆瞑想に集中するときに使える。
意識が上昇する。霊視力が開く。

「まぶたが全然まばたきしないほどに平静な状態に達した者は、シャンバビ・ムドラを完成した者である」
『あるヨギの自叙伝』の339ページ

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あるヨギの自叙伝に「シャンバビ・ムドラ」について書かれていますね。
ヨガの伝統的な技法であり、基本にして奥義です。


まばたきはしてもいいです(笑)

というよりも目が乾くので半眼にするか、目をつぶってやりましょう。

最後に集中力がマックスになると、まばたきをしなくなることはあります。



・アシュウィニ・ムドラ
肛門をしめて、全身の血流とエネルギーの巡りをよくする

1 息と共にエネルギーを吸って肛門をしめる。
2 息を吐く前にゆるめて、そのまま息と共にエネルギーを吐く。

☆チャクラの浄化のときなどに使える
体内のエネルギーの動きを加速させて、浄化の効果をアップさせます。

チャクラの浄化をするときに使ってください。
体のエネルギーを動かしたいときも使えます。

チャクラの浄化のときに使うものであって
深い瞑想時には肛門をしめるとか意識しなくてよいです。

瞑想ではリラックスが一番大切ですね。


・ケチャリ・ムドラ
舌を鼻裏につけるように丸める

口からエネルギーを漏れ出さないようにできる。
疲れたくない人や意識が他にぶれたくないというときにやります。

ただし、やる場面に注意があります。

体からエネルギーが出なくなりますので、デトックスが起きづらくなります。
暗いエネルギーを吐き捨てるときは、舌を丸めずに口から舌を出すぐらいがいいです。


・ケチャリムドラの本来の目的の説明

口から出ていくエネルギーが、人間のあらゆる感覚現象を担っているという考え方が古代インドにあります。
ケチャリムドラの本当の目的は、他に「感覚」がそれないようにするためのもの。

つまり、神に完全集中するために編み出されたヨガの技法であるといえます。

副次的にエネルギーが漏れ出さなくなるので疲れづらくなったり、寿命がのびたりします。

ただし、舌を丸めているので、しゃべれないです。
沈黙の聖者はだいたいケチャリムドラをしてます。

何か言ってみろよ、って言ってもしゃべれないです(笑)
舌を丸めてしまって鼻裏まで入れ上げてしまっているので。

ヨギが何も言わないのには、こういう理由がありました。

ケチャリムドラが完全にできなくても
神との合一は可能なので安心してください。

瞑想に集中するのに使うときもある、という感じです。
普段は丸めてたら、しゃべれないのでやらなくていいですよ。

※ 舌も無理やり伸ばさなくていいです。体の負担になることはやめてください。


・ウディヤナ・バンダ
下腹部を肺に引き上げる

☆エネルギーを下から上へ逆転させるのに使える
→秘儀的に発展するとクンダリーニ・エネルギーが上昇させられるように

その他。
胃腸の調子を整える時に使える。
便秘を治したいときに使える。

お腹をありえないぐらいにへこませるのが目的じゃないのです。
そんな無理して引き上げなくていいです。

本当はエネルギーを逆転させる理法があります。

だから、無理してへこませなくていいですよ。
大丈夫です。できる範囲でやればいいのです。

この技法は、エネルギーを逆転させたいときに使います。
体のエネルギーを下から上にあげたいときにやるのです。

※ お腹の調子が悪いときはやらないでください。満腹時、妊娠時などにもやらないでください(お腹を引き上げる操作があるからです)


・ジャランダーラ・バンダ(略してジャラバンダ)
あごを首に引き付けるようにする

☆エネルギーをためて解放するのに使える
ウディヤナ・バンダとセットでして、その効果をアップさせる。

『ウディヤーナバンダ~、ジャラバンダ~』
と、リズムよく自分の中で唱えて覚えてました。

いつもこの二つは一緒にやるからですね。

先生の発音はいつも「ジャラバンダ」なんで、何バンダなのかと思って聞いてました。


これらのヨガの基本をよく理解して

場面に応じて「使い分け」られるようになると、ヨガの効果を自在にUPできます!


これらの基本はヨガの準備運動的にやって
瞑想に入ると、こういう身体の操作は気にしません。


意識せずにシャンバビ・ムドラをしているぐらいですね。

あとの技法は、そっと閉じる感じで止めます。
あるいは意識しません。


瞑想に入れば自然呼吸で
心のうちの聖音(マントラ)とイメージに集中する状態に入っていきます。

そうして、呼吸が静まっていきます。
やがて、深い瞑想に入っていくことができるのです。

ある日、驚異的な宇宙の神秘の扉を開くことになるでしょう