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聖なる体系となる道(七つの段階)

神に至るための行法と体系を七つの段階にまとめました。

探究者として(実践者&研究者として)

私が歩んできた道のりと行じてきた各段階。
経験したもの。体感したもの。

すべては行じて、私自身が経てきたものを中心にまとめました。


それらを一つの体系として、緻密にまとめたものがこの記事です。

ここに書くことができるのは、本当にごく一部です。

行というものは個別にそれぞれを学ぶものではなく、すべてを包み込むように学ぶものなのです。
いつもやっている大切なものもありますが、それらもすべて書けるものではありません。

これならこの行をしたほうがいい、と考え尽くされたものがあります。

機械的にこうだといえるものはありません。
大きな袋があって、その袋の中のすべてのものが霊的成長に役立つ宝物です。
あらゆるヨガに価値が隠されています。

しかし、言葉で表現できるものは限られています。
言葉には限りがあるからです。

聖なる体系のわずかばかりを記述しているということをご理解ください。
あくまでも、ここではごく一部のものを書いているに過ぎないと繰り返したうえで。


これからの道を歩む人たちの目安を書きます。

それを知ると、より学びやすくなるからですね。

神との一体化を目指して、歩んだ七つのレベルとステップをここに書き記します。

あなたの道が光で照らされていますように。


各段階を順当に歩んでいく人もいれば、途中のステップから始めても大丈夫な人もいます。
それは人それぞれでして、こうだと言い切れるものは何一つないことをご理解ください。

(例えば、元々浄化が進んでいる人やチャクラが開いている人はレベル2やレベル3から進めても問題なかったりします。人によってはレベル7から始めたほうがいい人もいます)

すべてをフルマークでする必要があるかといえば、そうではありません。
必要なものを必要なだけすることです。

一つの行法でも神に至れるものがありますが、あえて私はできることはすべてやった節があります。

神との一体化を実現するための道を万人に開きたかったということです。
(それは神の望むことであり、その意志と一致しています)


それでは七つの段階をわかりやすくお伝えします。

・レベル1 自己浄化(経絡、内臓、筋肉、チャクラ、オジャスの浄化等)

基本的に第一段階で、自己浄化というものを進めていく必要があります。
それは経絡の浄化やチャクラの浄化、そういうものを通して体の中のエネルギーが通っていくからですね。
また、経絡の浄化をしていないと、クンダリーニが動き出したときにエネルギーが経絡で詰まって通り抜けないです。
内面をクリアにしていかないと、内面の問題が肥大化して耐えられなくなったりすることがあります。
そのため、修行者はどの段階に至っても、このレベル1の自己浄化を続けていきます。

どの段階でも自らのエゴイズムを砕き続ける必要があるのです。
それは聖なる一体化を果たすという目的から、さらには内面の問題を克服して自らの力を人のために役立てていくのに必要なことです。

『純粋な人だけが神の純粋な光を伝えられる』

☆対応する瞑想
ピラミッド瞑想
Gom瞑想
種火呼吸法&テジャス火のクリヤ
チャクラの浄化
聖霊の行法(浄化での応用)

全身の経絡を浄化する瞑想等
その他……多数


・レベル2 左右のエネルギーのバランスをとって、クンダリーニを中央に戻す

クンダリーニ・エネルギーというものは誰もが流れています。
根源的な生命エネルギーだからです。流れていないと死んでいます。

しかし、通常の人は右半身か、左半身に逸れているんですよね。
ほとんどの人は経絡が詰まり、背骨の中央を上昇していかないのです。
そうするとエネルギーを浪費し、本来の天寿を全うすることもできません。
左右のエネルギーを浄化してバランスさせることで、背骨の中央をクンダリーニ・エネルギーが通るようになります。

そのとき、クンダリーニがはじめて背骨を上がり始めるのです。
それが背骨のチャクラを開いて、チャクラのゲートを通って、徐々に霊的な宇宙を理解し始められるようになります。

☆対応する瞑想
秤のクリヤ
ナディショダナ
プラーナヤーマ(五本指の呼吸法)


・レベル3 クンダリーニを開いて上昇させる

自己浄化が進み、このレベルまで行くと本格的なクンダリーニ・ヨガを行じるようになります。
クンダリーニが開いて上昇することで、七つのチャクラが花開いていきます。
次第に霊覚が開けてきて、この宇宙の本質が理解できるようになります。
霊的宇宙を理解できるようになるだけでなく、エネルギーが頭頂に達するようになるとその人の意識も上昇していきます。

☆対応する瞑想
ブラーマの門クリヤ
火と水のエネルギーを融合させるクリヤ(ガネーシャの足踏み)


・レベル4 七つのチャクラの世界に入る

神エネルギーやクンダリニーによって、脊柱上の七つのチャクラが開いてきたとき、人はチャクラの向こう側に入れるようになります。
チャクラの音だけではなく、それに対応する世界の音があり、霊的宇宙をあらゆる段階で悟るようになります。
あらゆる状態に自分が存在することを知るようになります。
私はチャクラに入って、それらの霊的宇宙を観察したことがあるのですが、あらゆるすべての宇宙がそこには広がっていました。

『あらゆるものには振動音がある』

☆対応する瞑想
七つの世界(ロカ)の聖音
各チャクラの音を聞く瞑想
サファイヤマインドのクリヤ
慧快のクリヤ

※ 神エネルギーや聖霊力によってチャクラが開いてきても、このレベル4の段階にいきなり入ることができるようになったりもします。

※ 余談ですが、七つのチャクラだけではなく、体中にチャクラがありまして、そういう各チャクラのゲートを超えて探索したこともあります。並行世界から神界まですべて向こう側にあったんですよね。


・レベル5 自己意識の拡張と解放(体外離脱)

瞑想を進めていくと、自己意識をあらゆる空間に置けることに気づきます。
聖なるヨガを行じることで、体から自由自在に抜け出すことができるようになります。
私は身体から抜け出して、宇宙音を聞きました。
宇宙全体に鳴り響く聖なる音節、それはあらゆる存在の原型となる振動でした。
チャクラの音も霊的宇宙の音も、この原初の音を元にしているのだと悟りました。
向こう側の霊的世界は、果てしないものがありました。

☆対応する瞑想
開門クリヤ
体内を移動する瞑想(自己意識の移動)
聖霊力で霊体を発達させる瞑想(聖霊の行法の応用)


レベル6 対象に一体化することを学ぶ

瞑想をさらに進めていくと、自分の集中するものに一体化できることに気づきます。
私は聖霊の行法をしているときに聖霊のお姿(白い鳥)を見つけました。
そのお姿をずっと見つめていると、気づいたら私は白い鳥となって無限の聖なる光の大海を飛んでいたのです。
ガネーシャ天を見つめていると、ガネーシャ天とひとつになっていました。

かくして、私はあらゆるものと一体化できるということを悟りました。

それは神との一体化の前段階として必要なことだったのです。
人間の本質(意識)は宇宙のあらゆるものと一体化できるということを悟った者は、やがては神と一体化できるようになっていきます。

☆対応する瞑想
ピラミッド瞑想
聖霊の行法(ステップ1)
その他……瞑想を進めることで起こる現象


レベル7 キリスト意識の道を通って神と一体化する

最初から行じ、最後まで行じるのがキリスト意識の瞑想です。
なぜならば、キリスト意識は神の最初の意識だからです。
その神意識を通って、人は神のもとへと帰っていくのです。

キリスト意識はプルシャとも呼ばれ、アベルとも呼ばれ、ロゴスとも呼ばれる究極の神意識です。
その光と繋がる聖なるキリスト意識の瞑想があります。
私は全身全霊でキリスト意識の瞑想を行じ、光の道を通り抜けて、神の光と一つになりました。

その結果、起きた超絶的な光明体験というのは筆舌に尽くしがたいです。
言葉にできないものを言葉にするならば、このようです。

『究極の至福、究極の平安、究極の満足、完全なもの』

『私は神の帰依者で、それによって生き、それによって死ぬ。その中で復活する』

『神が最後に見せた究極の至福の中で、あらゆる存在に光が吹き込んでいることを悟った』

「すべてが自分である」と断言できるのは、神と私が本質的に一つであると知っているからです。

『神の内ですべてが起きている』

☆対応する瞑想
キリスト意識の瞑想(金色の十字と白い雲の光と自己磔刑台を超えていく)
聖霊の行法(ステップ2 丹田と意識の上昇)

※ これらの七つの段階は同時並行して起こってきたものも含まれています。順当に起こるというよりは、必要なことが必要な段階で起きてきます。


先生が伝えた珠玉のヨガを学んだうえで
自ら実践し、光に至ったということです。

『すべてのチャクラを浄化しても、神との一体化を実現できるわけではない』

『神との一体化は心からそれを求め、すべてを捨てる覚悟をもって神へ向かう人だけが実現する』

あくまでも経絡の浄化やチャクラ(カルマ)の浄化は第一段階で、純粋な光に耐えるための準備だということです。
もし、純粋な光に耐えられるならば、すべてを超えて真っ直ぐに神の元に帰っていけます。

キリスト意識の瞑想こそが、神の光の道です。
神の光の道を通って、みんな帰っていきます。

私の目的は単純に自己を純化することでもなく、ちょっと霊的に成長することでもありませんでした。
天界だろうと神界だろうと、私の行く先ではありませんでした。

神との一体化という最終目標が、私のすべてでした。

そのため、自らの目的に応じて体系化していくのは必然でした。

それを実現するために探究&研究を進めたわけです(今後も進めていきます)
私はこのようにして神の光に溶け込んでから、天の啓示を受けて指導を始めました。

皆さまの道がすこしでも光で照らされるように。

どのような段階を経ようと、あなたの霊的な成長が進みますように。
すこしでもお役に立てれば、幸いです。

一つでも歩みが進めば、その人生は魂にとって価値があるものとなりましょう。
どんな段階を経ても、やがては神に至るのです。

数千年、数万年の時間を超えて、あなたを進化させるのは神の光です。

ヨガを通して、その光をわずかばかりでもお伝えできれば幸いです。