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久々の完敗。過密日程で正直、勝つためのメンバーとは言えないスカッド。相手のやりたいことを自分達でさせてしまった試合展開でした。でも、下を向いている時間はない!!辛くても前を向いてくれ!! 10/24 VS 浦項。

Ciao!!
すっかり秋!!
食べ物がおいしい季節になりました。
私は今、さつま芋におぼれている毎日です。
ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!! 体重大変!!

さて、我らが浦和レッズは先週金曜のレイソル戦から絶対に負けられない戦い5連戦が始まりました。
金曜は素晴らしい展開で完勝しましたが、今度はACLグループリーグの正に天王山。
浦項スティーラーズをホームに迎える一戦。
勝ち点3が欲しい試合を振り返っていきたいと思います。(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!


スターターと私が観る試合のポイント。

スターティングラインナップは以下の通りです。

柏戦からの変更はCBにショレに代わって岩波。
SBが左だったオギが右に回って、左SBに大畑が入りました。
3列目も岩尾を代えて柴戸。
2列目真ん中に安居がスタメンに戻り、右に髙橋が入り、1トップはリンセンでした。
正直意外でした。
やはりACLはホーム戦が何より重要で、相手はグループリーグ突破を争う一番のライバルである浦項。
確実に勝ちを取りに行くためのメンバーを選ぶと思ったんですけど、実際はかなりのターンオーバーだったと思いますね。

(-ω-;)ウーン  カンテがいないのが一番の謎。ケガとかじゃないですよね?

このメンバーでは柴戸がどれだけフィルターになれるか、そして、収まりどころがないだけにどのようにビルドアップして圧力を掛けて行けるのかがポイントかと思いました。

さて、試合を見ていきたいと思います。

戦前から引いて守ってカウンターの浦項をどう攻略するかっていうのがテーマとされてきましたが、始まってみると序盤は浦項も前の意識が高かいように感じましたね。
守備時はがつがつ来る感じはなかったですけど、ブロックが堅く、全く攻め手が無い感じ。
寄せの速さ・強度で歯が立たない感じでした。
それでいて、攻撃はボールを回してくる相手に自陣に押し込まれる時間も見られました。

(゚Д゚)ノ怪我人を多く抱えて勝ち点1を取りに行くなんて言っていた癖に

やはりキム ギドン、中々の策士でした。

中々、主導権の糸口を掴めないでいた21分。
最悪のタイミングでした。
GK含めて最終ラインで回していた相手にプレスを広げられるとGKのファン インジェ選手のフィードが中のレーンに入っていた左SBのパクスンウク選手へ。
前がプレスを掛けて後ろがプッシュアップできていないという初歩的なラインコントロールミスで大きなスペースを与えてしまうとパク選手に一気に持ち上がられます。
ここまで押し込まれに押し込まれていたディフェンス陣はダラダラと後退。
結果的にプレスバックが遅れてバイタルはスカスカでした。
パク選手は左のキムスンデ選手にパス。
目をサイドに固定され、そこからのアーリークロス。
中のゼカ選手はマークがしっかりついてましたけど、裏に走りこんだチョンジェヒ選手には大畑が付ききれずに完全に前を取られ、クロスをダイレクトで合わされて被弾。
目の前でコース変えられたら流石に周作でも反応できません。
全てあり得ない位に簡単なディフェンスのミスでしたね。
思えば昨年のACL準決勝でも同じ感じでした。
強度のある相手には体で行けず、ラインを中途半端にしてしまう。
結果、一番危険なペナルティエリアにスペースを生んでしまって被弾する。
展開は違えど、延長前半の終わりを覚悟したあのゴールを思い出しましたよ。

絶対に与えてはいけないアウェーチームへの先制点。
どうやってもリスクを負うしかない中でも攻めるポイントを見つけらず、ブロックを崩せず、逆に何度もカウンターから良いリズムで攻められる連続。
とても追いつくなんて言える状況ではない程の差を感じてしまいました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

追加点被弾はなく結局0-1のまま前半が終了。
ハーフタイムでレッズは柴戸に替えてケガ明けの中島。
オギを替えて宏樹を投入します。

後半開始早々、ハーフスペースでボールを受けるなど中島は可能性を感じさせましたけど、その直後。
48分に地獄に突き落とされました。
右サイドで小泉からの縦パスをハーフライン過ぎたくらいで受けた安居がサンドされてロスト、セカンドボールも回収されてカウンター発動。
センターに運ばれた所でリンセンと小泉でマークに行きますが、逆にリンセンの背後に空いた大きなスペースへ。
右サイドのキムインソン選手がハーフラインから一気にエリアまで持ち込んでグラウンダーのマイナスの折り返し。
この時、中にはマリウス、岩波、安居がいて、浦項はゼカ選手とコヨンジョン選手の2人。
しかし、クロスに対して全員がニアに入る動きをしたゼカ選手しか見ておらず、ファーに逃げたコヨンジョン選手は全くのフリー。
左のインサイドで蹴ったボールは左ポスト内側をはねてゴールネットを揺らしました。

そもそも論として、あのスピードでカウンターを完結するチームは今、日本には無いです。
右サイドアタッカーがあれだけのスピードに乗ったままクロスを中に送り込むこともなければ、同じ速度で中に2枚入ってこれるチームが無いからです。
だとしても、あまりにもお粗末だったとしか言えないですね。
マリウスは自分のサイドに流れてきていたゼカ選手についていくのは当然ですけど、岩波と安居が全くコヨンジョン選手を放してしまうっていうのはあり得ない失態です。
安居は自分がロストした状態からここまで戻って来ているわけですから仕方がないにしても岩波のこの集中力の欠如はやはりルヴァンカップですら使われなくなったことによるモチベーション低下なのかなと思ったりもします。

明らかに物足りなかった岩波。頑張れ(゚Д゚)ノ


その前にそもそも大畑もボール持った相手に全く追いつけず、クロスに対して足を出す仕草すらなかった。
前年のACL準決勝でも同点弾となるPK献上などやはり強度的に足りていないのが露呈したように見えました。
少なくともオギや明本であれば追いつけないにしても体を投げ出してブロックにはいけたと思うので。

前を取られてはいけない場面でミスを連発してしまった大畑。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

0-2になって相手は押せ押せでしたね。
51分。
左に寄せてから右に大きく展開してキムインソン選手へ。

完全に左が穴だって思われている!!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

そう思われても仕方が無いですよね。
(;´д`)トホホ リンセンが左に出て、その後ろが大畑ですから。
ここでもキムインソン選手は自信をもってリンセンとの1対1に挑み、
抜ききる前にクロスを選択。
これをゼカ選手がフリーでヘッド。
フリー!(・・?
これは周作が素晴らしいシュートストップで被弾は免れましたけども最終ラインのバタバタはもう修復不可能な状態でしたね。
枚数はサイドに大畑とリンセンがいて2対1。
中も相手はゼカ選手しかおらず、こっちは2人のCBとボランチもいたのに完全にフリーでしたからね。
こんなにも無様なのは久しぶりに見ました。

それでもここから少しは反発を見せました。
59分に大久保を投入すると、68分。
CKからマリウスが競ったボールを大久保がボレー。
これはオフサイドになりましたけど、得点の匂いがするプレーでした。
ここで切れた所で明本も投入。
そして3分後の71分。
岩波のフィードを最前線に上がっていた明本が競るとフィジカルを活かしてボールを確保。
跳ねたボールを振り返りざまのボレーで狙いますが、これはブロック。
このセカンドボールを中島が上手い体の使い方でキープするとエリアの外で待っていた大畑へ絶妙の落とし。
エリア入るか入らないか斜め左24m程の位置からミドル。
枠を捉えきれませんでしたが一連の流れは良かったと思います。
77分には今度はハーフラインまで下がってボールを受けた明本から左の中島へ。
そこからドリブルを開始し、3人の密集に飛び込みながらエリアまで侵入。
中に持ち出そうとしたボールタッチが長くなったところに明本が飛び込んで右足で強烈なシュートしましたが、これも枠に飛ばず。
しかし、明らかに攻撃にはなってましたね。
大分オープンな展開になってピンチを招く場面も多かったですけど、後半のアタック陣は前半とは全く変わって相手に脅威を与えていたと思います。

それでも韓国の壁は厚く、0-2のまま試合は終了。
韓国の壁は厚く、またしても跳ね返される格好になってしまいました。

試合を振り返って

やっぱり次の鹿島戦の方にフォーカスしていたのかなと思える1日だったなと感じました。
確かにグループリーグはまだ3節。
反対にリーグは佳境で更に次週にはルヴァンカップのFinalもあります。
引き分けすら許されない(ルヴァンカップには引き分けないですけど)状況を前にここまでフル稼働だったショレ、岩尾は休養。
宏樹も本来は休ませる腹積もりだったのではないでしょうか。
ただ、それにしてもお粗末だった気がしますね。
特に前半は全く試合になっていなかった。
試合中にも触れましたけど、岩波と大畑は監督、サポーター両方の期待を大きく裏切りましたね。
Jのレベルであれば、全く問題なく良いパフォーマンスが出来ていますけど、これがフィジカルを全面に押し出してくる相手に対して、またしても全くと言って機能していませんでした。
これがまだ大卒2年目、生え抜きの宮本やJ2から上がって試合勘も経験もない知念であれば、まだ許せますが、海外移籍をしたいって公言している2人がそんな体たらくで良いのかって思いましたね。
まして、大畑なんてパリ五輪出る気でいるなら余計ですよ。

反対にプラスの面では怪我人の復帰とコンディショニングが上がって来ていることが確認できたことですかね。
明本は持ち前のフィジカルの高さ、運動量の多さで短い時間だったこともあり正に縦横無尽に走ってチームを活性化させてくれましたし、

韓国にも負けないインテンシティ。やはり明本は頼もしい(((o(*゚▽゚*)o)))

中島はやはり体の使い方が上手く、ドリブルも密集に飛び込んでもタッチがブレない確かな技術を見せてくれました。

点にはならずも持ち味は存分に見られた中島。ゴールが見たい!!


2人とも短い時間では既に十分すぎる位に相手の脅威になっていました。
後は長い時間を出た時にどうなるのかってところでしょうか。
これからの負けれられない、いえ、勝利以外に価値が無い戦いにおいて大きな戦力アップに繋がると大いに期待しています。

最後に・・・・

ACLグループリーグ天王山と言いましたが、まさかの完敗で自力での首位通過消滅という厳しい結果になってしまいました。
次節は11/8 アウェーでの浦項とのリターンマッチ。
ここで負けると完全に浦項が武漢に勝ってくれないとかなり厳しくなる戦い。
しかし、4日後の12日にはリーグ最後の大一番である神戸戦が待っているというジレンマ。
出来ることなら神戸戦にベストコンディションで向かいたいのは間違いないですからね。

Mrなんちゃらが”ACLの日程が変わっただけであとは通常のスケジュールなんだけどな”とか言ってましたけど、ここまでどのコンペティションも勝っていること自体が凄いことではあるんです。
ただ、あまりにもスカッドが足らなすぎるのが問題なんですよ。
もう口が酸っぱくなる位に言ってますけど、

(゚Д゚)ノ左利きの選手を右SBで使わなくちゃいけないの異常なんだよ!!

何はともあれ2023年のレッズは正にクライマックスを迎えようとしています。
選手、監督、コーチ、スタッフと現場は本当に厳しい状況にあると思います。
そんな中でのこの完敗。
ですが、下を向く必要なんてありませんよ。
負けなしがストップしたのがこの試合で良かったと、そして、この敗戦の悔しさを鹿島戦に八つ当たりしてやる位の気持ちで向かっていってくれれば良いと心から思っております。

ではでは、次回は大一番5連戦の3戦目、アウェーの鹿狩りを皆様と振り返っていきたいと思います。
それでは、みなさまごきげんよう。Arrivederci(。>ω<)ノ゙


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