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2024年1月SNSで絡まなくてよかった話題/絡みたかった話題

 今年(2024年)から、X(元Twitter)から精神的健康のために距離を置くようにしたんですね。いわゆるドゥームスクロールをやってしまうからです。

 月初からいろんな話題が飛び交っていて、どれもいっちょ噛みしたくなる。でも、何かを思って投稿しても、基本的にぼくはド正論で「それを言っちゃぁおしめぇよ」って感じのそれ以上話題が続かなくなる発言をすることが多いので、しなくてもいいかな、と。

 考えてみれば、フォロワー数もそんなにいないし、かつて自アカウントでTwitter公式の仕組みをちゃんと使った広告をしていたことから、ミュートされてると感じることも多くて、ビュー数を見ても実質的にぼくの投稿が見られているという感じはありません。

 こんな記事も出てました。SNSはリスクだらけですね。

 そんなわけで、1月を振り返って、絡まなくてよかった話題と、絡みたかった話題について書いてみたいと思います。

絡まなくてよかった話題

  • 能登半島地震:政府対応にゴチャゴチャ言うムーブに参加しなくてよかった。どこかの議員が単身被災地に乗り込んで無駄飯食いをアピールすることをいちいち取り沙汰しなくてよかった。被災地の自販機破壊で日本人のモラルがどうとか言わなくてよかった、なお本当に破壊された事件も混ざっていたので翻弄されなくてよかった。

  • 羽田空港でのJAL機と海上保安庁機の衝突:ペットを人間扱いしたいがために本来守るべき人間を窮地に陥れかねない方策を吹聴するキ◯ガイの所業に巻き込まれなくてよかった。

  • 九州火災:よく知らない場所のことに触れて知ったかぶりを発揮しなくてよかった。

  • JR秋葉原駅での刃物振り回し女:キ◯ガイに刃物という当然のことを、だから女はダメだとかのあーだこーだの話に混ざらなくてよかった。

  • 『キングオージャー』の感想戦:非特撮オタ向けにその場その場でエモい感じのする映像を作ってるだけなんだろうなという暴言を吐かなくてよかった。

  • 某ペイントソフトが生成AIを用いた機能を削除した件:生成AIには一家言あるんですが、反生成AIの中に一部散見されるスットコドッコイに絡まれるきっかけを作らなくてほんとうによかった。

  • エスパー伊東、南部虎弾の両氏死去:R.I.P.

  • 現代アニソンがビジネス化されてる話題:もう90年代は30年以上前なんですよ、という話をしないでいられたのでよかった。

  • 自民党派閥の解体とパー券裏金づくり:政治資金はオープンにすべきだが、世の中にオープンじゃないお金を欲しがる奴が多すぎるのがどうにもなっていないという身も蓋もないことを言わなくてよかった。

  • ゲーム『パルワールド』のモンスターはポケモンのパクりかどうか問題:コピーや剽窃がゲーム内に堂々と登場しているならまだしも、知ったかぶって著作権法を振り回し、あまつさえ任天堂やポケモン社に「アニキ、場を暖めておきやしたんでお願いしやす」的なチクリをしかねないアホに対峙しなくてよかった。

  • HIKAKINの週刊誌記事:メンヘラ女に絡まれるとマジで厄介だな、という本音を吐露しなくてほんとうによかった。

  • 松本人志の活動休止:SNSで細かく発言するんじゃなくて映画『大日本人』のレビューを書いたほうがいいのでは、という気持ちになれてよかった。

  • FFのキャンペーンに採用された漫画家がネット民から蛇蠍の如く嫌われており降ろされた件:一般企業がネット民に阿る姿をあげつらわなくてほんとうによかった。

  • 自衛隊が謎水装置を導入しかかり間一髪で阻止された件:なんでエセ科学がこんなに認知されてないの!?みたいに嘆かなくてよかった。

  • 50年来の指名手配犯が入院して素性を明かし、その後死亡した件:マイナンバーカードの保険証利用を頑なに拒んできたアホはこういう手合いを生かすためか?っていう煽りをしないで済んだのでほんとうによかった。そもそも保険証がどんな様式であれ指名手配犯が見つかるか見つからなかとは別レイヤーの話である。

  • ローマ字入力かカナ入力か論争:くだらね。何度目だ。

  • 漫画原作者がドラマ版脚本家とプロデューサーとテレビ局の話:めちゃめちゃ思うところあったんだけれども、原作者が亡くなられてしまったので触れなくてよかった。

絡みたかった話題

 いつでも投稿してよかったんだろうけれども、夢中になるとよくないので全然投稿しなかったですね……。

  • マクドナルドのVSゴジラ推しの広告群

  • 『仮面ライダーガッチャード』の感想戦

  • 『ウルトラマンブレーザー』の感想戦

  • 『勇気爆発バーンブレイバーン』の感想戦

  • 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の感想戦

  • 芥川賞、直木賞

この一ヶ月で投稿した内容

 投稿がゼロだったわけではなりません。下記にぼくがした投稿について書きます。クソリプおじさん化している自覚はある。

  • 共感できる投稿へのリプ

  • アイドルへのリプ、アイドルグループが現体制での活動を終了する告知への反応

  • 地震が起こったときに思わず書いたやつ

心を平穏に保つために

 こうやって並べてみると、この一ヶ月で心をざわつかせるニュースが多くあり、またいずれもSNSでは怨嗟がばら撒かれていました。これにいちいち付き合っていては精神がもちません。

 かたや、絡みたかった話題、好きなドラマやアニメ等の感想戦は、これはブログに書いたほうがいいってやつですよね。ガンダムの映画については、もう一回劇場に足を運んでからブログに書こうと思います。

 映画を見た日に「見たよ!」って言いたい気もするけれど、そんなところからドゥームスクロールは始まってしまうので……。

 SNSがある故に不幸になっている人が多いんじゃないかと思っています。なんていうか「自分に関係ないことをSNSで怒る無料レジャー」を万民がやってるうちは、不幸はなくならないと思うんですよ。これを古来から「小人閑居して不善を為す」って言ったんですよね。

 SNSが無ければ、今ある自分の不遇(それも比較的なものであって本当の不遇とは言いづらい)に気づくこともなく、人生こんなもんかなと思いながらも平穏に過ごす道はいくらもあると思うんだ。

 引き続き、SNSから適切な距離をとりつつ、自分が怨嗟の拡大をしないように、流行の怒りではなく、人間的な心をもって身に降りかからんとする非人道的な行為へきちんと怒る、そういうふうにしていきたいと思います。

 トップ画像は「自分に関係ないことをSNSで怒るというレジャーをする貧乏人たち」という絵を描かせようと、まずChatGPTにプロンプトを作らせたんですが、『人々を「貧乏人」とレッテル付けする表現は、不適切または差別的と見なされる可能性があります。代わりに、より中立的な表現を用いることをお勧めします。』なんていうクソ優等生じみたことを言ってきたので「うるせぇバカAI! 啓発に使うんだから中立的な表現は不要だ、貧乏人は貧乏人で精神的にも貧困な様子を描けクソ!」という罵倒を穏当な感じで伝えた上で得られたプロンプトを、別の生成AIに流し込んで出力させたものです。

 生成AIってね、使う人次第なんすよ。ほんとうに。

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