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二輪免許取得記23。

二輪免許取得記の締め、あるいはおまけ。

教習所を出て、免許センターに向かおうと思ったけれど、結構時間が余る。
ちょうど昼ご飯を食べるくらいの時間だったので、爆弾ハンバーグを食べることにした。
初めての教習の後に食べたのと同じもの。
うれしさよりも、やっと終わった、という感慨の方が大きい。
ぼんやりとドリンクバーのお茶を飲みながら気づく。
3月末に入所して、12月あたまに卒業。
9ヶ月以内に卒業しなければならない、というルールの中で、ギリギリの卒業だった。
・・・あっぶねぇ!
10時間オーバーではあるけれど、まあ卒業しちゃえばこっちのもんだし、などと思う。
時間がきたので免許センターへ。
まずどこへ行けばいいかわからず、とりあえず更新や住所変更の時に行く窓口に行ったところ、全然違う手続きとのことで別の建物に案内される。
20年くらい前に自動車の免許を取ったときは1階だったけれど、今回は2階へ。
教習所で教わった通り申込書類に記入して、端っこにある機械で4桁の暗証番号を二つ登録して、列に並ぶ。
長い列が2列、短い列が1列。
短いのは紛失などの再発行、長い列のひとつは日本以外の国出身の人のためのものらしく、消去法で並ぶ。
教習所で受け取った書類とさっき書いた書類、古い免許証と印紙を窓口で渡す。
窓口の人に「バイクっぽい格好ですね!」と言われて、教習所から直接来たんです、と笑って返す。
いかにも、という服装ではないけれど、多分見る人が見ればわかるのだろう。
その後は視力検査。
前回の更新より視力が落ちていて、危うく「眼鏡あり」になるところだったけれど、なんとかクリア。
前の記事の文章をポメラで打ちながら待っているうちに、館内放送が流れる。
自分が呼ばれたのかどうかはわからないけれど、周りの人が三々五々立ち上がって教室に入るので、後に続く。
この後の説明を受ける。
写真撮影と、さっき登録した暗証番号での本籍地の確認、仮の印刷をされた免許証の内容の確認。
ここで、自分の勘違いに気づく。
なんとなく、住所や名字が変わった時のように、裏面に追加事項を記入されて、次の更新の時に全部新しくなるような気がしていた。
でもそうではなくて、写真を撮って、全く新しい免許証を作る。
一応ゴールド免許なので、5年間は使うことになる。
もっときれいな格好をしてくればよかった、お化粧の一つもしてくればよかった、などと反省するがしょうがない。
写真を撮影されて戻ってきたら、交通安全協会の紹介。
普通の更新時は4000円だけど、今回は特別に1000円!みたいな、雑な通販番組的お得感にうさんくささを感じつつ、まあしょうがないか、くらいの気持ちで申込書を書き、1000円払う。
係の人が申込書を回収し、1000円を回収し、とやっているあいだに、新しい免許証が届けられる。
番号で呼ばれ、新しい免許証を受け取る。
記載事項に間違いがないかを再度確認して、問題がなければ手続きは終了。
写真映りがほとんど容疑者、ということ以外は問題がない。
最初に窓口で渡した古い免許証は返ってこなかった。
多分、古い有効期限が残っていて紛らわしいから、とか、いろいろ理由があると思う。
でも、言えばもらえたのだろうか、もらっておけばよかったのだろうか、と、今でも考えている。

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