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Mega Shinnosukeは次世代のポップシーン注目の福岡の高校生。

福岡の現役高校生Mega Shinnosukeがソロとして初のCD作品「momo」を発表した。このnoteでも10代の音楽を何度か取り上げているけれども、このセルフプロデュースによる作品はちょっとやばいなと思う。ポップスとしての楽曲の強さ、バンドサウンドとしての格好良さ、センス高すぎませんか?

またこの曲にはTempalayのAAAMYYYもコーラスとして参加しているということだ。今夏発表されたTempalay の「どうしよう」は個人的に2018年の日本の音楽を代表する曲だと思っている。海外のネオソオルや現行R&Bとの融合、さらには取り込んで昇華し日本のポップミュージックの次世代スタンダードになる得る作品だなと。だからこそMega Shinnosukeも高校生がどうのこうのではなく、次のポップミュージックシーンで重要なキーマンとなるのではと思わせる「桃源郷とタクシー」の仕上がりの高さだ。

また、「桃源郷とタクシー」のリリース元はHazel。COLTECOやMADE IN HEPBURNをリリースする福岡のレーベルだ。また代表野村さんは、彼女のサーブ&レシーブ、天野なつも好評なガールズポップレーベルParksの松尾さんと共にFMラジオ番組Labels Fukuokaを制作している。またすでに次世代ポップアイコンとしても注目の福岡在住アソビシステム所属のモデル・歌手のMANOMをパーソナリティーとして迎える10代向けのFM番組Teenage Peepsのディレクターも務める。いわば福岡の新しいミュージック/カルチャーシーンの仕掛け人の一人である人物だ。

最後にTeenage Peeps内でコーナーを持つCRJA福岡の制作するカレッジチャートを載せてみよう。すでに耳の早い人たちには注目を集める福岡の現役大学生たちが作る最先端の音楽ランキングだ。

これが10代向けの日曜お昼のFM番組で紹介されるというのは、ちょっとすごいなと思う。福岡で一部で盛り上がっているカルチャーシーンが普通の中高生の間に浸透していく可能性を秘めているからだ。これからの福岡に注目が必要だろう。

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