気付くまでに時間がかかった
そもそも本当に私は
気が付いていなかったのか？

姉の言う、貸しての意味は、
戻ってこないという覚悟が
必要だった。返してと言うと
ひどい！と言われる理不尽さ。

大好きなトトロのDVD
子供が好きだから貸して
と言われ、購入したDVDを
一時的という約束で貸した。

あっと言う間に５年が過ぎ
そろそろトトロを返してと
勇気を出して言った。

子供達のお気に入りなのに、
「ひどい」と言われたので
先日TVでやったトトロ
録画したDVDを代わりに
渡す、と言ったら

CMが面倒だから嫌だと・・・

CMは編集でカットしたよ
と私が言うと

じゃ、しっぽなが、それを
見ればいい話しじゃん。
私「。。。。」
未だに帰って来ないトトロ。

そして、ハンドブレンダー
離乳食づくりに必要
ちょっと使ってみたい。
短い期間だから貸して
試して良かったら
自分で買うつもりだから
と説得された。

何年経っても戻らず
これには、抗議した。
もう離乳食の時期は
とっくに超えた。
私も使う予定があるの。
それって私が買わなくちゃ
いけないの？

これには、姉も言い返せず
ムッとして次に渡す、と・・
けれど 次もその次も
返却されないままだった。

それから何年過ぎたか・・
もう忘れた頃になって

「ちゃんと返したからね」
と乱暴に袋を渡して来た。

続けて姉は
もう古くなっちゃって
使い勝手も悪かったから、
捨てる手間はぶけて
ちょうど良かったよ。

ありがとうの言葉はなく
悲しくなった。

実際、本当にボロボロで
モーターが、ウィーーンと
鈍い音を出していたので
そのままゴミとして捨てた。

この時に、貸しての言葉は
信用出来ない と気付いた。

今まで何度も
どれだけの物を貸したか・・
1つ1つ、noteに書いたら
すごい数の記事になる(笑)
だから省略。

ちょっとずつ、練習する。
断った事がない、ＮＯを
言えない。そういう人も
練習と思って小さな事から
やってみる。その繰り返しで
経験を積めばいい。

やった事がない事は怖い。
けれど、自分には無理と
諦めてしまったら、
永遠にやった事がないまま。

無理に頑張らなくていい。
ちょっと出来そう！と
頭をよぎったら、
練習と思ってやってみよう。