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心の椅子には哲学が座っている。

好きな言葉がある。

エルマーの冒険を翻訳した翻訳家、渡辺茂男さんの
「実在しない生き物が子どもの心に椅子を作り、それらが去った後に実在する大切な人を座らせることができる」
という言葉。

それはアンパンマンや仮面ライダー、プリキュア、どれみちゃん。それぞれの世代でそれぞれの者たちが心の椅子を作ってくれたのだろう。

でも、私の心の椅子にはいつまでも、さくらちゃんやどれみちゃん、うさぎちゃん、ウテナが座っているし、その椅子から彼女たちが去ることはないのだろうと思っている。私の生きる上での哲学は、CLAMP先生や幾原邦彦さんが与えてくれたものだし、死ぬまで変わることはない。

絶対大丈夫だよ、といつも私の中で勇気付けてくれるさくらちゃん。
元気いっぱいに、全力で目の前の事に取り組むステーキが大好きで可愛いどれみちゃん。
私の中で絶対的な正義の味方、そして永遠に変わらない女の子の憧れであるうさぎちゃん。
女の子が王子様になる、本当の意味を教えてくれたウテナ。
みんな私の椅子にずっと座っていてほしいし、彼女たちから教わった全てをもって、私は大事な人を座らせる椅子を作りたい。

貴方の中に心の椅子はありますか?

(二十代で得た知見の感想でもこの言葉には触れましたが、当時とは少々書き方を変えております。)

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