No51 100年続くディズニー

木曜日の夜にレイトショーで「ウィッシュ」を観に行った。
100年記念作品ということもあったのだけど、私は「願い」という言葉の響き(言霊)、言葉の意味が好きなこともあり、映画館で観ようと決めていた。なぜこのタイミングかというと、自分の心の洗濯時期として相応しいと思ったから。生きてるだけで心に埃が積もるから。(誇りならどんなに良いことか・・・)
ネタバレになるからウィッシュの感想は書かないけど、100年続くってことは、続いてほしいというたくさんの願いが現実化しているということなのだと思う。
最近よくお墓参りに行く私は、ご先祖様の命日や名前を見ながら、100年以上前の自分のルーツに想いを馳せている。会ったこともないし、どんな人だったかも分からない。
だけど、お墓に手を合わせながら、「もしかすると100年前に同じ場所に立って、100年後の子孫に想いを馳せてくれていた先祖がいるから、今もこうして私たちが生きていられるのかもしれない」と思った。
先祖の願いが現実化したのが今の私たちだとすると、願うことはとても大きな力を秘めていると思うのだ。
私は願いは叶うと子供の頃からずっと信じている。
当たり前に叶えようとする力がせっかく働いているのに、大人になって自分でいろんなことができるようになってしまったために「できるわけがない」と否定することが上手になりすぎて、純粋な願いを打ち消してしまうのだと思う。
ディズニー映画は「意図すること」の大切さを、ジブリ映画は「行動すること」の大切さを教えてくれる。
誰かを思い行動すること、よりよい自分であること。
それらは当たり前のことだけど、当たり前すぎて忘れ去られてしまいそうな窮地に立たされているのかもしれない。便利になりすぎて、AIが活躍しすぎて、人の持つ力がくすんでしまっているような気がする。
人間の底力、そろそろ見せちゃう?


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