No44 相続登記を終えて

急遽土壇場で相続することになった土地建物の登記が無事完了した。ここに至るまで結構大変なことはあったけど、自分ですることで費用は最低限で済んだし、難しく説明が書いてあるだけで、意外とそうでもないことも分かった。公的機関の出す説明文書って、なんであんなに分かりにくいの?と思ってるの私だけ???視覚化されてるのに、難しいの謎・・・。
普段、物事を分かりやすく視覚化して伝えるのを本業としているので、余計に気になる部分はあると思うけど、もう少しシンプルに分かりやすくを目指して欲しいと思う。
後は窓口で誰に当たるかは結構重要だということも分かった。
例えば法務局って普段は登記簿や印鑑証明を取りに行くくらいしか用事はなかったんだけど、その時に誰が窓口でも困ったことは一度も無くて、20年以上法務局という場所を利用しているけど、さほどの印象は無かった。
しかし今回の相続登記で利用した途端、窓口の担当者に振り回された感は否めない。誰が対応しても差が出ない業務と、理解している人が担当しなくてはいけない業務は、絶対にあると思う。
相続登記の何が面倒かっていうと、相続人全員の印鑑証明とか諸々の書類を集めることだと思う。そして普段連絡を取り合わない遠方の人たちとこういったやり取りをするのはとても神経を使うし、扱う書類が重要な分、できるだけスムーズに最低限度のやり取りで完了させたいと思うものである。
それなのに、窓口の人がよく理解していないことで、書類の追加訂正を言われると、心が折れる。しかも、それがしなくて良い訂正や追加だと分かった時の絶望感と言ったらもう。
そんな紆余曲折がありながらも、無事に登記が完了したので、今となったらネタだし、自分の経験を通じて今後相続登記をする人がいたら、ある程度の情報を伝えることができるのは、良かったと思っている。
年末までに終えることができて、本当に良かった。
そしてひいた風邪はまだ完治しない。しつこさが私並みで困惑している。

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