小中学校PTAの思い、要望書

先日書いた議会からの給食センターに関する付帯意見から1か月経ち、小中学校のPTA有志で要望書が提出されました。
 新学期が始まり、給食の問題は今まで調理師の人材派遣の委託をしていた会社から、給食専門の人材派遣の会社に契約を切り替え進むことになりました。 給食センターを使わず民間に給食を委託するようなスクールランチという形を最悪の事態として考えていましたが、調理員の確保をなんとか最低限集め、動けるようにはなりましたが、まだ数名人員が足りない状態です。
給食が始まりましたが、委託先が変わったことにより、保健所の申請や、新しく入ってきた人の研修などもあり、給食センターの機械の使い方もわからない人間ばかりでは作業できないためです。
 それもあって給食は最初の1週間ほど簡易給食という事で、購入してきた牛乳、パン、チーズ、ジャムなどで対応されてきました。栄養教諭も苦肉の策でなんとか食事だけはできる状態にしてくれましたが、やはり、量も少なく、中学生や高校生には部活動のことを考えると、捕食が必要になる量でした。PTAでは有志で暖かいものを提供したいという事や、簡易給食に出てくる袋に入ったスープなどを湯煎する事はできないかなど、考えて提案などもしてくれて大変ありがたかったですが、給食法などのことが壁になって、うまく手伝えなかったこともありました。 5月から正規の給食に戻る予定で一安心ですが、子供たちに話を聞いてみても、あたたかいものが食べたいとの声をたくさん聴きました、教育委員会もできるだけ頑張ってくれてはいますが、保護者からはもう一歩頑張ってほしいという声もたくさん聞きます。 食事が出されるだけいいとか、品数が少ないからお腹がもたないとか、いろいろなご意見があるのはもちろんだと思います。小学校のPTA会長発信で、これからこの先もこのような事態がまた起こらないために、子供たちに冷たい給食を提供しないために、たくさん話し合いをしました。PTAからの要望書という形で、町長、教育長、議長へ提出され、農業の町、食の町、そして令和9年度開校予定の義務教育学校を考えるならば、しっかりと受け止めてもらいたいと思います。

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