【ヒンドゥー哲学用語解説】
・三神一体（トリムールティ）
創造神ブラフマー/維持神ヴィシュヌ/破壊神シヴァの三柱からなる世界創生の神で、これらは同一の存在である。
・ブラフマン
宇宙の根源であり究極の現実の意味を持つ。
創造神ブラフマーの事でもある。
・アートマン
個の根源。不滅的なもの。
【チベット仏教用語解説】
・ゾクチェン【漢訳：大円満】
チベット仏教またはボン教に伝わる『大いなる完成』を目的とした瞑想体型。
虚無と慈悲、そして梵我一如を理解することで究極の悟りに至る
・リムラム【夢のヨガ】
ゾクチェンの一つ。夢の中で己と神が同一であると認識する事を目的とする。
・ポワ【精神的な自殺のヨガ】
ゾクチェンの一つ。死を体験することで至れる瞑想法。
成功するとバルドーという死と再生の中間へ意識を移行する事ができる。
・ディヴァタヨガ【神のヨガ】
ゾクチェンの元となったとされる瞑想。
曼荼羅や神仏を媒介にして、梵我一如に至るための瞑想法。
・梵我一如
個の根源と宇宙の根源が同一であると知覚する悟り。究極の悟りとされている。

ナサディヤ スクタ (非永遠の賛歌、宇宙の起源):Hymn of Creation

その日まで非存在も存在もありませんでした。
宇宙の領域でも、その向こうの空でもない。
何が心を揺さぶったのか？どこで？誰の？

その日まで死も不死もありませんでした。
夜も昼も区別できない。
その者は、風もなく、自らの衝動によって呼吸した。
それ以外には何もありませんでした。

最初そこにあったのは闇であり、闇によって隠されていました。
特徴的な痕跡がなければ、これはすべて水でした。
空虚になり、覆われたもの。
その者は熱の力によって生まれました。

誰が本当に知っていますか？誰がここでそれを宣言するでしょうか？
どこで創られましたか? この創造物はどこから来たのでしょうか？
その後、神々がやって来てこの宇宙を創造しました。
それでは、それがどこから生じたのか誰が知っているでしょうか？

神の意志がそれを創造したのか、それとも神が口をきかなかったのか。
おそらくそれは自動的に形成されたか、あるいは形成されなかったのかもしれません。

最高の天にあるその監督者だけが知っています。
彼だけが知っています。
或いは彼も知らないのです。

ナサディヤ スクタ (非永遠の賛歌、宇宙の起源):Hymn of Creation

当時は非存在も存在もありませんでした。
宇宙の領域でも、その向こうの空でもない。
何が心を揺さぶったのか？どこ？誰の保護でしょうか？

当時は死も不死もありませんでした。
夜も昼も区別できない。
その者は、風もなく、自らの衝動によって呼吸した。
それ以外には何もありませんでした。

最初そこにあったのは闇であり、闇によって隠されていました。
特徴的な痕跡がなければ、これはすべて水でした。
空虚になり、覆われたもの。
その者は熱の力によって生まれました。

誰が本当に知っていますか？誰がここでそれを宣言するでしょうか？
どこで生産されましたか? この創作物はどこから来たのでしょうか？
その後、神々がやって来て、この宇宙を創造しました。
それでは、それがどこから生じたのか誰が知っているでしょうか？

神の意志がそれを創造したのか、それとも神が口をきかなかったのか。
おそらくそれは自動的に形成されたか、あるいは形成されなかったのかもしれません。

最高の天にあるその監督者だけが知っています、

彼だけが知っています、あるいはおそらく彼は知らないのです。