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【リバース1999】自称世界一わかるキャラクターの元ネタ考察&解説まとめ【随時更新予定】

まずこのゲームではキャラクターを展示物として表現しており、UTTUというカタログに記載されている。理由は価値がある人間は芸術品だからだそうです。 キャラクターの設定についてだが、キャラクター一人につき元ネタは一つだけではなく複数存在する。 【本源】はキャラクターのルーツに関するもの 【ミディアム】は中媒のこと(簡単に言えば調味料とか部品とか) ”ご飯”で例えるなら、【本源】は”お米”【ミディアム】は”水”ということになる。 ・サイズは縦✕高✕奥行きをヤード法で表している。

    • 【リバース:1999】神秘術家について徹底考察【元ネタ考察&解説】【reverse1999】

      今回は今更ながらですが神秘術家達には何故元ネタとなるモチーフがあったり、ユーディモという別の姿が有るかなど、神秘学者の謎について考察を交えて解説をしていきます。 まず【表紙】にのっているテキストですが、彼らはUTTUというカタログに於いて『美術品』として扱われているため、サイズはヤードポンド法で記載されていたり、年齢は展示年数と言うように表記されています。 そして『ミディアム』と『本源』という項目ですが、これらは神秘学者の元となる存在を辿るための重要なキーワードとなってお

      • 【リバース:1999】オリバー・フォッグが定時退勤主義になった理由【元ネタ考察&解説】【reverse1999】

        今回は犯罪的な半ズボンが魅了であるオリバー・フォッグについて考察を交えて解説をしていきます。 まず初めに【本源】の『霧の惑星』と【ミディアム】の『霧』に関係する存在から洞察を深めていきます。 これは文化1の文章から察するに1952年のロンドンで起こった公害『ロンドンスモッグ』が関係しているでしょう。 霧の都ロンドンとよく言われますが、ここで言う『霧』は工場で使われる石炭の煤が霧に混じって出来た『スモッグ』の事を指しております。 そして1952年の12月5日から10日間

        • 【リバース:1999】カモメと6の悲しき物語【元ネタ考察&解説】【reverse1999】

          今回は『完全』を追い求めた籠絡の美男『6』の原型について、考察を交えて解説をしていきます。 では初めに『6』のキャラクターモチーフになっている人物に考察していきます。 まず本源の『知恵の伝承』から考えていきますが、文化1の『ピタゴラスの継承者』から察するに『黄金の詩』に関連性がある人物であることがわかります。 『黄金の詩(Golden Veses)』とはピタゴラス教団が創ったとされる啓蒙的な教えのことであり、この教えは新プラトン主義によって引き継がれていきました。 とい

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        【リバース1999】自称世界一わかるキャラクターの元ネタ考察&解説まとめ【随時更新予定】

        • 【リバース:1999】神秘術家について徹底考察【元ネタ考察&解説】【reverse1999】

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          アストリスとライラの正体を暴く【惑星アリンド調査報告書】

          今回はアストリスとライラの正体を解き明かすために考察をしていきます。 今回の考察において重点となるのは地球人とアストラモーフの認識が異なっていた事です。 彼らは原質流速という魂とも言えるものを認識できていた事や、ゼオライト号が崩壊しているのに関わらず最後まで走っていた事など不可思議な事象が多く存在しました。 そして多くのアストラモーフが宇宙へ旅立とうとしても、何故アリンドから出られなかったのかという謎を解明できるように仮説を立てていきます。 ではアストリスの基礎知識

          アストリスとライラの正体を暴く【惑星アリンド調査報告書】

          アストラモーフに意志はあるのか徹底考察【惑星アリンド調査報告】

          今回は調査任務の一つ【アストラモーフ】に【意志】は存在するかという謎について個人的な見解を述べていきます。 その前に【アストラモーフ】についての簡易的な説明をしていく。 まず【ライラ】という存在が生み出した【アストリスの原質】という流体鉱石が存在し、ライラが外星から入手した生命体の情報を元に創り出したのが【アストラモーフ】である。 【アストラモーフ】の中には地球人の姿を模倣した【アリンド人】という生命体が存在しており、彼らは繁殖機能はあるが排泄機能がなかったりと、元が流

          アストラモーフに意志はあるのか徹底考察【惑星アリンド調査報告】

          【リバース1999】37が見てる世界【元ネタ徹底解説&考察】

          今回は数学を愛し数学に愛された天才少女37について考察を交えて解説をしていきます。 まずはじめに『本源』の『数学演算』ですが、正直この文章だけで考察するの不可能でしょう。 そこで着目したのは洞察2のイラストで37の後ろに映っている”幾何学図形を手にした女性”が関係していると考え、”幾何学に関連性のある女性の数学者”に絞り込むことにしました。 その条件に当てはまった人物は古代エジプトの数学者【ヒュパティア】という女性でした。 彼女は世界でも最初期の女性数学者で『プラトンの

          【リバース1999】37が見てる世界【元ネタ徹底解説&考察】

          【リバース1999】第5章:洞窟の囚人&特別編:星のストーリー解説&考察

          リバース1999の根幹のストーリーが明かされた激動の第5章を考察を加えて解説していきます。 その前に、今回の重点となる『ピタゴラス主義』や『流出説(Emanationism)』について解説をしていきます。 今回ベルティ達は『万物は数である』という『ピタゴラス主義』の思想を受け継いだ『アペイロン教団』という宗教団体と邂逅しました。 『ピタゴラス教団』とは錬金術などの知識を探求した『ヘルメス思想』や、輪廻転生の思想に重きを置いた『オルフェウス教』などの影響を強く受けた哲学者のピ

          【リバース1999】第5章:洞窟の囚人&特別編:星のストーリー解説&考察

          【リバース1999】第3~4章までのストーリー解説&考察

          今回の動画では第3章から第4章までのストーリーの重要な点を掻い摘んで考察を加えて解説していきたいと思います。 序章から第2章までの解説は別にあげているのでそちらを御覧ください。 【第3章:物語は何処にもあらず】3章はヴェルティの12歳の頃の記憶を追体験します。 Part1のカルデア神託では神秘学家の性質や歴史について語られております。 まず神秘学家はグノーシスという個別に持つ特殊な経路から知識を得ていると説明されております。 そもそも『グノーシス』とは何かを説明すると、『

          【リバース1999】第3~4章までのストーリー解説&考察

          【リバース1999】第1~2章までのストーリー解説&考察

          今回の動画では序章から第2章までのストーリーの重要な点を掻い摘んで考察を加えて解説していきたいと思います。 【序章:ディス イズ トゥモロー】物語は1996年のロンドンから始まります。 海上より違法放送を行っていたレグルスは、彼女を“情報登録”しようとしてきたパブロフ財団の人員を敵だと勘違いして拘束してしまいます。 しかしながら真の敵であるマヌス・ヴェンテッタがレグルスが持つ”特別な石”を奪いに彼女の船を襲撃しにきました。 現地にいたソネットは、タイムキーパーでありストー

          【リバース1999】第1~2章までのストーリー解説&考察

          ユング心理学と神智学から解き明かすペルソナの正体

          今回は『ペルソナ3』に於ける『ペルソナ』とは一体何なのかというのをユング心理学に基づいて考察していきたいと思います。 ・ペルソナ/シャドウとは?ではまずはペルソナ/シャドウという存在について考察をしていきます。 ゲーム設定では”神や悪魔の姿をしたもう一人の自分”と定義されておりますが、この設定は心理学者のカール・グスタフ・ユングが定義した「対人関係における表層人格」という意味の『ペルソナ』がルーツになっていると思われます。 ユング心理学では、心の動き(性格や思考など)は集

          ユング心理学と神智学から解き明かすペルソナの正体

          【モル・パンク遊記】クマールが愛した天体の正体とは?:ストーリー徹底考察&解説【リバース1999】

          ゾクチェンは究極の境地に至る瞑想方法 瞑想は宇宙の根源(ブラフマン)とつながるための方法。 ヒンドゥー教の宇宙論 観測者 https://egyankosh.ac.in/bitstream/123456789/35444/1/Unit-3.pdf ブラフマンダ(宇宙の卵) シャーマイン関係 Vajrapani バジュラパニ ヒンドゥー教のインドラ カーラ元ネタ?CV ヴィシュヴェシュワラ教授マイソール生まれバンガロール大学卒London教授 文化1 マニュ

          【モル・パンク遊記】クマールが愛した天体の正体とは?:ストーリー徹底考察&解説【リバース1999】

          【モルパンク遊記】ストーリー予習用:ヒンドゥー教文化について

          今回は1/18により開幕する『モルパンク遊記』に先駆けて、物語に関係してきそうな要素について解説してまいります。 まずタイトルになっている『モル・パンク』ですが、これはヒンドゥー語で孔雀の羽を意味しており、孔雀はインドの国鳥になっているほどインド文化と強く結びついてます。 ヒンドゥー教に於いては神々と関係していることから精神的なシンボルとなっており、ヒンドゥー教の哲学では孔雀の色鮮やかな羽の色は、旅(人生)で経験する様々な出来事を表している、と考えられております。 では今

          【モルパンク遊記】ストーリー予習用:ヒンドゥー教文化について

          【リバース1999】シュナイダーが消えてしまった理由【元ネタ徹底解説&考察】

          今回は多くの人に愛されながらも亡くなってしまったシュナイダーのルーツや、何故彼女が消えてしまったのか、その謎について考察を交えて解説をしていきます。 実は彼女は大陸版のβテストの時点ではプレイアブルキャラクターと存在しており、その時テキストデータを元に解説をしていきます。 まず【本源】の”ギャング管理”ですが、これはストーリー内で起こった彼女が起こした殺人事件が関係してきます。 まずシュナイダーと初めてであった時の状況を振り返ると、1929年2月14日のシカゴにて彼女は

          【リバース1999】シュナイダーが消えてしまった理由【元ネタ徹底解説&考察】

          【リバース1999】レグルスの元ネタについて【元ネタ徹底解説&考察】

          今回は美少女海賊のレグルスと、りんごの哲学者APPleについて考察を交えて解説をしていきます。 まずレグルスの【本源】のDJについてですが、これは60年代に流行っていた海賊放送の中の一つ『ワンダフル・ラジオ・ロンドン』がルーツに当たると思われます。 海賊放送とは政府の認可なし海上の船から無線放送を行うラジオ局の俗称で、『ワンダフル・ラジオ・ロンドン』はその中でも人気が高いラジオ局でした。 『ラジオ・ロンドン』はギャラクシー船と名付けられた掃海戦を改造した船に、DJブースを積

          【リバース1999】レグルスの元ネタについて【元ネタ徹底解説&考察】

          【リバース1999】トゥースフェアリーやイベントの元ネタについて【元ネタ徹底解説&考察】

          今回はミステリアスな見た目とは裏腹に普通に良い人すぎる『トゥースフェアリー』のルーツについて考察を交えて解説をしていきます。 まずはじめに彼女の名前にもなっている『歯の妖精』について解説をしていきます。 『歯の妖精』は最近出来た妖精の名前で、1903年のシカゴの新聞にて『歯の妖精』の名前が初めて世に出ました。 その新聞に書かれた『歯の妖精』のおとぎ話では、子供の乳歯が抜けた後、枕元にその歯を置いておくと妖精がコインと引き換えに持っていってくれるといわれています。 では

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