こわい

見てますか?生きてますか?生きてたらDiscord返してくれると助かります

そうです。そうなんですよ。恥ずかしい話なんですけど。
どうしてもそうなんです。幽霊が怖いんですよ。
ああ、今のは誤解を招く言い方でしたね。幽霊自体が怖いってんじゃありません。”幽霊が来る”というシチュエーションが怖くてたまらないんです。

幽霊が来る。怖い。
幽霊が来る。怖い。
幽霊が来る。怖い。
幽霊が来る。怖い。
幽霊が来る。怖い。

ね?怖いでしょ。繰り返しの力もあると思いますが。
別に幽霊の存在なんてのを信じているわけではありません。根幹のところで科学信仰をしていますから。
ただ、"幽霊が来る"ということが怖いんですよ。怖い。たまらなく怖い。
僕は暗闇が怖いわけでもありません。明るい所で幽霊が僕を追ってきたとしてもそれはたまらなく怖いんです。
幽霊に加害されるのが怖いわけでもありません。
ただ”幽霊”という存在が僕のことを認識して、後を追いかけてくるということが非常に怖いんです。

僕は救えたはずの人を見殺しにしてしまったかもしれないのです。
今はどうであれ、その人は元々たまらなく好きだった人です。死んでほしくないんです。
その人がどんな思いであれ、僕の方を見てくるのが怖いんです。
その人の幽霊に僕のしょうもなさがバレて、失望してほしくないんです。
なんで止めてくれなかったの?って憎まれたくないんです。
彼女の幽霊が僕に会いに来た理由が単なる好奇心であったとしても嫌です。
見られることが怖い。とにかく僕のところに来るのが怖いんです。勿論、嫌いな訳じゃありません。

魂なんてのはそりゃあるんですよ。そりゃ物質的には実在しないかもしれませんけど、そいつは”魂”なので認識するだけで存在できるはずです。
話はズレますが、宗教もそうだと思ってます。具体的な形の意思を持つ形で神様がいるかなんてのは分かりませんが、我々が神を信じる限り、神という抽象的な概念が存在し、それぞれで内在化されていきます。
この内在化された”神”が人々の行動規範となり、社会を動かしていきます。
それは”神”の意思とも言えます。
そういった意味で、我々が神を信じる限り、神は無条件に存在するのです。
神は人間の集合体、社会であると論じることすら可能だと思っています。

この文章がオタクの杞憂に終わること、彼女が生きていることを祈ります。

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