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わがまま。ほぼ日記

県外に住む恋人の街で、毎年行われるお祭りがある。恋人とは去年に出会ってそのお祭りがある事を知った。「2023年にもあるからその時においで 」と恋人は言っていた。
けれども、わたしはすっかり忘れてしまって恋人の「〇〇祭りって言うのが来月あるんだよ、調べてみて」の言葉で思い出した。知ってるよ、そのお祭り…去年もお話したじゃない。

…今年も行けない。

そう思ったときには「なんで教えてくれなかったの…」って口に出してしまってた。
「わたしが忘れてたのも悪いけどさ…」に対して恋人は「そうだね」と肯定した。
つづけて、「来年もあるじゃん」のひとことでわたしはしばらく何も言えなくなった。

わたしの中に、「わたしって、こういうこと言うから面倒だと思われるんだよな、」っていう気持ちと、さみしさと、かなしさが溢れてしまった。確かに、来年もあるかもしれないけれど。今年は今年しかないわけで。何かのハプニングで来年は無いかもしれなくて。とりあえず悲しかったよ。

わがままをいったあと、わたしは必ずごめんねって言う。なんで謝ってるのか、たぶん嫌われたくないから。

恋人は決してわたしの事を面倒だとか、ひどいことは言わないけれど、心のどこかで思ってるんじゃないかって不安になる。いつからこんなに気を使ってたっけな、と余計なことを考える。傍からみたら、ムダな時間を過ごしてるのかもしれないけれど、わたしはこの時間さえも大切で手放せなくて、ただ恋人がすきで。依存とわかっていても頼りたくなる。

…どうしようもないな

恋人はやさしい。すきを与えてくれて、お風呂に入れたと言ったら褒めてくれる。うれしかった。だって、恋人以外に褒めてくれる人なんていなくて。双極性障害にかかわらず、お風呂が辛い人は沢山いると思うけど、それも少数だから。

褒めて、なんて恋人以外に言えないの。

そんなこんな考えてたら、眠たくなってきた。最近ずっと眠たい。昼寝してもしなくても結局夜は眠れないから、今のうちに寝たいと思う、

あえないかな、あいたいな
大きな花束なんていらないから、目の前に来て欲しい
抱きしめてほしくて 優しくしてほしくて
涙がでる
なんで遠距離恋愛なのだろうね
近かったらよかったのかな
今日も乗り越えなきゃな



相変わらずまとまらない文章を読んでくれてありがとう。画面の向こうのあなたが、あいたいとおもう人に逢えますように。

愛をこめて。

白幸

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