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みんなが知らないスーパーマーケットの世界①~広島が誇るヘルシエストスーパー”フレスタ”

みなさん、はじめまして。
シルタスのBizdivチームで働いている石川です。

シルタスに入社するまで何気なく利用していたスーパーですが、仕事でスーパーを知っていくうちに、その個性の数々に魅了されている今日この頃でございます。

同じ牛丼なのに松屋派だとか吉野家派という論争があるように(僕はすきや派)皆様も推しのスーパー、あると思います。どんなに雨が強い日でも、年末年始でも、常に私たちを変わらぬ笑顔で迎えてくれるMYスーパーが。

そんなスーパーは、そのビジネスモデルゆえ地域密着にならざるを得ないことが多く、だからこそさまざまな特色があるのが特徴です。さらに地域の食を預かっているというインフラとしての使命感が半端ないんです。マジでかっこいいし面白いですよ。

記念すべき第1回目は、シルタスとも連携いただいている広島の雄、フレスタさんを紹介させていただきます!

そのスーパーは、130年以上前に菓子・タバコ屋からはじまった。

フレスタ HPより

創業はなんと1887年(明治20年)。伊藤博文が初代総理大臣になった直後くらいです。広島市西区横川にお菓子・タバコを販売する店からスタートしました。

戦後は、果物を売りながら、たくさん食べてとにかく喜んでほしいことを考え商いを続け、1960年に株式会社「主婦の店」に改組。広島で最初のス
ーパーマーケットとして誕生しました。

その後、1976年に株式会社ムネカネに社名変更、1991年に今のフレスタに社名を変更しています。

今現在では、広島を中心に60店舗以上を展開し、売り上げ約700億円を誇る広島最大のスーパーに!

フレスタHPより

何がすごいかって、ホールディングス体制をとっていまして、生産や加工、海外の輸入まで一気通関で自グループで完結でき、なんとそれにとどまらず不動産管理や保険、ポイントマーケティングまでも自社でやっているんです。もう自社でできないことなんてないんじゃないかと思うレベル。

事業も食材もフレッシュに

フレスタHPより

そう、フレスタはフレッシュの意味が込められていますが、フレッシュなのは何も食材だけではありません。

創業から大切にされている言葉の一つに、”進取の気性”という言葉があり、果敢に新しいことにチャレンジしています。

広島初のスーパーマーケットは先にも触れたとおりですが、1998年からポイントカードを導入、さらに2001年には生鮮宅配をスタートしています。もちろんネット販売や、電子決済、スマホアプリも行っており、最近では採用面接に24時間対応のAI面接システムを導入をしているそうな。

生鮮宅配サービス「エブリデイフレスタ」

130年企業というとなんとなくかたそうなイメージがありますが、大切な理念はそのままで、時代の変化に合わせ続けてきたからこその今なんですね。

とあるフレスタさんについての記事に「何事もやるなら一番にサッサとやることが大切。」という文章があり、まさに”進取の気性”の考えが垣間見えるカッコいいフレーズでした。素敵です。

効率化の隙間を埋めるハートフルな取り組み

フレスタHPより

セルフレジやネットスーパーは便利であるものの、お客様の接点が薄くなりがち。地域をささえるというスーパーという業態ならではですが、地域との交流を行っているスーパーさんはたくさんあるんです。

フレスタでは、店舗ごとにお客様と従業員の交流イベントを通して、地域との関わりを絶やさずにいます。

たとえば、地域の清掃活動のみならず、最近ではスーパーでのリサイクルを通じて子どもに環境を考えてもらう、「おみせの中でかんきょうについて学ぼう!子どもエコ体験ツアー」のようなイベントも。職場体験から料理教室やスポーツイベントなど、多様な取り組みで地域を盛り上げているんです。

目指す先は、地域も働く人も健康になる”ヘルシエストスーパー”

フレスタウン構想(フレスタHPより)

株式会社フレスタは2014年から健康スーパーというスローガンを掲げています。「フレスタのある街は、みんなが健康になる」という未来を本気で目指していらっしゃるんです。この本気度が半端じゃないんで紹介させてほしい。

世界で最も早く高齢化が進む日本において、“健康に関する選択肢が最も多い、最上級の健康提案企業(ヘルシストスーパー)になっていく。実際に地盤である広島県の健康寿命は72.8歳でワースト2位。男性も70.9歳で全国平均を下回っているそうで、広島の食のインフラを支えるフレスタこその使命感に燃えたスローガンです。

まずは従業員から健康に

フレスタHPより

まずは社員が健康にならねばということで、ユニークな取り組みを行っています。

個人的にめちゃくちゃ良いなーと思ったのが、こちらの健康宣言。社員・パートすべての従業員約4,500名以上が名札に自信の健康宣言を貼って、お客様へとの健康とのコミュニケーションを増やしつつ、社員の健康への意識も上げるという、一石二鳥な素晴らしいアイディアです。

掲げるだけでなく具体的なアクションももちろんセット。色々あるのですが、その中でもすごいのは、この「フレ・スマート・プロジェクト」。

一般的なメタボリック症候群の診断基準にフレスタ社内の基準を加えた条件を設定。対象者は、外部専門家のアドバイスを受けながら、食事指導、メディカルチェック、ジム通い等に取り組み、健康増進に向けて取り組んでいるそうです。

そのほかもめちゃくちゃいろんな取り組みしてるのですべて紹介できないのですが、フレスタで働いていて、不健康になるのが難しいレベルです。

美味しさのその先へ。PBブランドも健康をコンセプトに

もともと2005年からスタートしたPBブランド、Bimi Smile。おいしさだけでなく、安全面や健康・環境にこだわった商品をずっと追及されています。

ガチさがヤバイのが、なんとトマト農園を自分たちで運営していたり、

企業と共同開発の商品もゴリゴリやられております。

Bimi Smileを称賛する記事がたくさんあるので、ぜひこちらの記事たちも御覧ください。東京のスーパーとかでも扱ってもらえる日が来ることを祈るばかり。

健康アクションは社内から社外へ

もちろん社外への健康プロジェクトもガンガンやられています。

例えば、21年にはカゴメと一緒に「野菜をとろう!」の共同宣言を発表しています。厚生労働省の調査によると、19年度の広島県内の1日の平均野菜摂取量は252gと、目標である1日350gよりも約100g少ないようで、県民の健康維持増進を進めるための共同宣言です。

また、フレスタ店舗での「健診連携」を実施しており、特定健診・大腸がん・肺がん・乳がんなどのがん検診といった、今までは医療機関等で受けていた検査をフレスタ店舗で受診できるとのこと。

施策のやり切り度が本当にすごいですよね。本当にかっこいい。

フレスタ×シルタスの挑戦

当社が広島県事業ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」に採択されたことをきっかけに、広島県が抱える社会課題の1つである「健康寿命の延伸」に向けて、フレスタさんとはシルタスアプリと連携いただき、プロジェクトを進めております。

2年連続でD-EGGS PROJECTでご一緒させていただいているのですが、2年目の今回は食品メーカーさんを巻き込んだ1段階大きな取り組みを行っております。

フレスタさんとの対談の記事もあるのでよかったらぜひご覧ください!

最後に

皆さん、いかがだったでしょうか?ここまで読んでくれた方は、もうフレスタさんにメロメロかと存じます。

ビジョンと事業が一体化し、関わるステイクホルダー全てのことを考えている本当に素晴らしい企業さんだと思います。

あと、本当にお惣菜がおいしいので、広島観光の際はぜひ足を運んでみてください。

本店である横川店は広島駅から20分くらいでいけますよ!!

ではでは。


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