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日本人にとって高い海外旅行のハードル

飛行機嫌いだった私は
20代という長い10年を費やして
国内旅行を慣らし
ようやく30を過ぎて
海外旅行に行こうと思って
パスポートを作った2019年12月

そして翌年すぐにコロナ禍は
やってきて旅行の予定は
頓挫してしまいました。

その後コロナ禍で
フットワークの軽い
今の彼氏と付き合って
国内47都道府県のうち
30くらいを制覇し
(自粛していなかった)

ますます旅行に関して
玄人になってきたつもりでした。

水際政策が緩和される中
ワクチンも3回打ち
いよいよ3年越しに
今年こそは海外旅行に行きたいと
本腰を入れて
調べていました。

少し前は中東に興味があったのですが
最近はゲームの影響で
中国や韓国に興味が出てきました。

台湾有事の前に
台湾に行っておきたいな
とか

韓国の旅行を見てみたのですが

国内旅行とはやはり
値段が桁違いでした。

格安航空のキャンペーンを使って
国内をかなり低価格で
移動していたのもあって

同じように様々な旅行サイトを見るも
金額が広告と全然違ったり
ヘンテコなタイムスケジュールだったして

「やっぱり海外旅行に関しては
 ツアーから始めた方がいいのかも」
と思うようになってきました。

どれだけ国内旅行は慣れたと思っても
まず言語も文化も法律も違うので
海外旅行は国内旅行とは
全くの別物だと実感させられました。

私たちは日本で生まれ育ったので
陸続きの国の感覚が
よくわからないのですが

日本でいる限り
沖縄とか北海道とか
はしっこのほうであっても
日本国内である限り
似たようなお店や似たような風景が
広がっていますし

多少鈍っていても
言葉は通じます。

ですがひとたび海を越えると
別世界です。
日本語を話す人なんて
まずいません。

陸続きの境界線だったら
文化も言語も
もっとグラデーションなのでしょうか。

この島国という環境が
よりこの国内か海外かのハードルを
より高いものにしているなと
感じさせられます。

逆にいうと
私が海外旅行に固執する理由も
そこにあって
国内にいる限り
似たような風景や
似たような慣習がある中で

その前提条件が
全く通用しない世界とは
どのようなものなのだろうと
興味が尽きないのです。

ネットの普及により
今まで日本で住んでいて
当たり前だと思っていた常識が
海外では非常識であることが
たくさんわかりました。

学生時代に一度だけ
行ったことのある
ハワイですら

海外旅行初心者向けだとか
ほぼ日本だとか言われながらも

食べ物や文化や景色や
何もかもが新鮮に見えたものでした。

私はその時はその一回の旅行で
パスポートを期限切らせて
しまったのですが
今回発行した10年パスポートは
きちんと使っていきたいのです。

たとえその時より
円安が進んでいようとも。


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