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忖度しない私が出来るまで③

つづきです。


念願のライブにも行けて
当時そんなに有名でなかった
三浦大知さんのファン繋がりの友達も
たくさん出来て
これまでにないくらい人生を楽しんでいる私にまた一つ大きなチャンスが巡ってきました。

お花企画です。

まだそんなに名が知れ渡っていなかった
三浦さんのライブ会場には
まだ他の会場で見受けられる
ファンからのスタンド花が
この地方にはありませんでした。

よく覚えていないのですが
三浦さんだけスタンド花が
 なくてかわいそう

みたいなことを言う人がいて
そこから「やろう」という話が
出たような気がします。

そうなると当然その企画を取りまとめる
リーダーが必要になってきますが
そうなると
県外から毎回来ているファンや
忙しそうなファンなど
物理的に無理な条件の方が出てきます。

そう考えた時に
当時彼氏もおらず暇人で
かつライブ会場の近くに住んでいた私が
完全に適任でした。

ただここでも
今までリーダーのような仕事をしたことが
ない私は
私でいいんだろうか
という気持ちが頭をよぎりました。
まだまだファンの中では新米だったからです。

ただこれまでに3つのバイアスを
打ち砕いてきた私は
「今の自分なら出来るかもしれない」
と名乗りを上げました。

こんな新米ファンが仕切ることに対して嫌な顔をする人は一人もおらず
みんな歓迎してくれました。

いきなり60名ほどをSNS上のやり取りで
取りまとめたりする中で
しんどいこともありました。

ですがこの仕事こそ
全うする「べき」だと思って精一杯やりました。
この「べき」に関しては
今までと違って「want」に近く
別にサボったからといって
誰から何を言われるものではなくとも

それをやり遂げることで
さらに自分を好きになれると
自らの意志で思ったのです。


つづく

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