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神韻(シェンユイ)見に行きました②

先程の続きです。

中国に関して
批判的な意見を述べる人の多いこの国で
どっちかというと
中国の文化に興味がある私でも

この日のサンパレスの雰囲気は
エキゾチックに感じました。

まずパンフレットがなんだか
多国籍の文字で書かれていて
なんだかエキゾチックなのです。

中を読むと
演目の内容や歌の歌詞のようなものが
あるのですが
その歌詞も少々パンチがきいていて
(信じるものは救われる的な)
私のような者が
ネット上の事前の情報収集をしていなければ

「えっ?」とここで怯んでいたでしょう。

でも私と後輩は
事前にネット上で
「宗教色強いよ」と見ていたので

「まぁまぁまぁ。。。」となりました。

少し意外だったのが
パンフレットの後半の方で
この歌劇団の思想は
反共産党的な思想なんだなと言うことでした。

これが後からジワジワきいてきます。

席は時期的なもののせいか
まだまだ空きがあるようでした。

以下講演内容に入っていきます。
(多少のネタバレあり)

講演が始まり
CMで流れるように
中国服を見に纏った
たくさんのダンサーたちが
オーケストラの音に合わせて
様々な演舞が繰り広げられました。

前半はライティング(証明)だけが
地味なのが少々もったいないなと
思いながら見てみましたが

時にプロジェクションマッピングを使って
素晴らしい体技を目の当たりにしました。

プロジェクションマッピングの中には
神様のような人も現れて
「たしかに宗教色あるな」
と思いましたが
事前に知っていたので
普通に観れました。

西遊記の1シーンのようなところも
ありました。

ただひとつひとつの演目は
何か時系列で繋がっているものではなく
時代背景もストーリーもバラバラです。

古代中国の演目かと思いきや
突然時代背景が現代に飛んだりしました。

そして街中の公園にて
ある一つの思想を掲げたがために
自警団のような人たちに捕まり
殺されて天に召されるような
残酷なシーンが繰り広げられ
会場が騒然となりました。

そして中国語の歌を歌う歌手が
出てきて
何やらメッセージ性の強い歌を歌って
前半は終了。

かなり衝撃的な内容でした。

宗教色どころか
政治的なメッセージまで
込められているんだと
思いながら
衝撃の前半終了で休憩に入りました。

つづく

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