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知識をつけた人のあるある

最近漢方の勉強をしているのですが
そんな中風邪をひいてしまいました。

初日は「なんだか体がおかしいな」
と思いながらも
前日に鼻詰まりで寝れなかった
からかと思いきや
夕方になってどんどん
節々の痛みなどが出てきて

「これは風邪の引き始めだ」と自覚し
薬局に寄って帰りました。

節々の痛みやのどの痛み
血液が上に流れている感じがするのに
冷気を異常に感じること感じ
「葛根湯」という言葉が
頭をかすめたのですが

漢方を勉強している中で
「風邪=全員が葛根湯じゃない」
「その人の体質を見よ」
的な動画を見てきたので

「ああ、私には葛根湯ではなく
 桂枝湯
 (葛根湯に比べると虚弱な人向き)
  なんだな」
と思って薬局に行ってみることに
しました。

ですが私が目当てとする「桂枝湯」は
どこにもなさそうでした。

そこで実際に付け焼き刃で習った
「実証」(比較的体温が高く、体力がある体質)
「虚証」(比較的体温が低く、虚弱な体質)
というワードを出さずに

「自分は葛根湯じゃないんだ」
ということを伝えるために
勉強がてら薬剤師さんに 
聞いてみることにしました。

「あの〜風邪の引き始めなんですけど
 葛根湯って体力ある人向けですよね?
 私比較的虚弱体質なんで
 そういう人向けのお薬とかありますかね?
 たとえば「桂枝湯」とか。。。」

自分としては
謙虚で嫌味にならないような
言い方を考えたつもりなんですけど

なんですかね、
それでもこの隠し切れない
嫌なお客さん感。笑

ですが
「風邪の引き始めの薬は葛根湯しかない」
との店側の回答でした。

私は他の薬局も回ることにしました。

3軒まわっても
私の目当てとする「桂枝湯」は
売っておらず

自分が勉強した内容に比べて
その辺のドラッグストアの漢方の
バリエーションの少なさに
ギャップを感じ

結局漢方薬ではなく
普通に「ルル」を買って帰りました。

「なんだこりゃ」と思いながら
私は力尽き
一旦漢方の勉強をストップしました。

3日経った今日やはり
鼻詰まりが酷くてなかなか治らないので
同じようにドラッグストアの漢方コーナーを
見て周り

しっくり来ない回答に
モヤモヤしながら
自宅にある点鼻薬とYouTubeのツボ押しなどで
対処することにしました。

漢方を勉強することで
ドラッグストアの漢方コーナーを見るのは
楽しかったのですが
逆に中途半端な知識が仇となり
ただの嫌な客になって帰ってきました。笑

好奇心旺盛な私は
このようなことは今までに
幾度となく経験してきました。

両学長が
「副業をするデメリットとして
 敢えていうならば
 副業をしていない
 周りの同僚たちに対して
 「意識が低い」と
 見下してしまうことがあるよ」
と仰っていましたが

私はよくその罠にハマります。

ちょっと詳しくなると
よく人に対して
「はっ!わかってねーな」と
斜に構えてしまいます。

そして何かにつけて
自分の仕入れた知識を自慢したくなるのです。

ある程度のレベルまでいくと
この欲求はおそらく落ち着いてくるのでしょうが
今またそんな時期を迎えている私は
また何度目かの
「謙虚になれよ」という
試練を与えられているのかもしれません。

だから「桂枝湯」もなかなか
なかったのでしょうね。

私が知識をひけらかさないか
試すように。

まぁその罠にはまんまとハマってしまいましたが。笑




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