大型台風の接近。私と母は、あちこち壊れはじめている自宅で過ごすリスクを考慮し、金曜の夜から日曜にかけ、近隣に住む親戚の家に避難していた。

持っていった荷物は、貴重品、普段持ち歩いているもの、そして衣服やいくらかの食料など。「最悪、台風で家が倒れる可能性あるよね。そしたらしばらく避難生活だね」と考えていたため、荷物の選定には苦戦した。

もちろん猫も連れて行った。トイレや餌が大きな荷物となってしまうけど、とはいえ置いていくわけにはいかない。二匹のカメは「もし家が崩れても隙間で生き延びるだろう」と判断しお留守番してもらった。彼らは数日ほど食事を摂らないだけですぐ死んでしまうような脆弱な生物ではないのだ。

そして避難中の生活は……というと、普段よりも少し怠惰なくらいだった。
改まって『避難』と表現すると少し非日常な感覚ではあるが、あくまで普段から交流のある親戚の家。具体的に言うと母の姉の家に二泊しただけ。長期的なものでもないし、避難所のようになにか手伝ったりする必要もない。手持ち無沙汰となった私は、猫を撫でつつ、延々とyoutubeを観たり、ソシャゲをやったりしていた。
（参考：https://sister-blog.tumblr.com/）

結果として今回は自宅も無事だったが、今後も大きな台風などが来たら避難する必要があるし、荷物の選定もコンパクトに効率化しなければならない。最近サボり気味だった物資の備蓄なども再開しなければならない。カメを飼育しながら避難する手段も整えなければならないし、引っ越しも考えなければならない。課題は山積みだ。