クリップスタジオを使い始めたお話


先日の投稿でも触れたように〈クリップスタジオペイント〉を導入した。
お絵描き環境を整えるために購入を考えていたところ、急に公式でセールが始まったため即決した次第である。

私が今回買ったのはPRO――つまり「安いほう」の一括DL版。
最初はEXを買うかと悩んだのだが、セール中とはいえ1万6000円ほどの出費を即決するのは難しく、今のところ漫画を書く予定もないため、今回はPROを導入して慣れることを優先した。
というか、セールとはいえ〈30%引き〉であるから、どうしてもEXが必要な状況となれば定価で買うだろう。
今後はVer.2への移行も想定されるし、ひとまずは様子見としたわけである。

ダウンロードとインストールについては、とくに書くことがない。
公式サイトにある手順説明は少しわかりにくい気もするが、アプリやソフトウェアのダウンロードおよびインストールという作業に少しでも慣れた者であれば苦労することはないだろう。

また、私の場合は体験版を使った際にアカウントも作ってあったので、面倒な登録作業もほぼ無しで使い始めることができた。
あまりにも簡単だったため「え、本当にこれで登録できてる……? 使い始めて大丈夫……?」と不安になってしまったくらいだ。
何なら今もまだ不安である。

使い心地については――まだペンの設定すら変えていないため感想らしい感想は言えないが――率直に言えば「すごい描きやすい」と感じた。体験版の時点で描きやすさは感じていたが、他のペイントソフトよりもリアリティのある〈鉛筆やペンで描いている感〉を味わいながら描けている。


何の設定もしていないまま、何種類かのペンを試してみた落書き。


私はもともとアナログでの裸婦画・動物画・風景画などをメインとしていた勢であるが、とくに〈スケッチブックに鉛筆で描く〉という行為が好きであるため、その感覚をなかなか再現できないのがデジタル絵における大きな不満点であった。正直、それだけでモチベが半減しているほどだ。

しかし今回、クリスタを使って線を引いてみると、これまでに使ってきた他のペイントソフトよりも〈スケッチブックに鉛筆で描いている感〉を感じることができた。
まだ自分なりに使いやすい設定など作っていないにもかかわらず……だ。

最近は小説のようなものを描いてみたり、久しぶりにギターなどを出してみようかなと思っていたり、あれこれと作業をしているためお絵描きの頻度は落ちているが、これからは今までよりも少し楽しくデジタル絵に触れることができそうだ。



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