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アナログ画材を買ってきたお話


先日、ホームセンターの画材売り場でアナログ画材を買ってきた。
具体的には、デリーターのペン軸にタチカワの丸ペン。パイロットの製図用インク。コピックのミリペン(黒)0.03。そしてアイシーの漫画用原稿用紙。
まぁ「安く買える漫画用品のテンプレ」といった感じだろうか。

私はもともとアナログで描いていたのだけれど、鉛筆や筆を使っての裸婦画・動物画・風景画などをメインにしていた。キャラクター系のイラストや漫画に使う意味でのアナログ画材というものにはあまり触ったことがない。
とはいえ、ここ数年は少しだけキャラクターを描いたりもしているので、せっかくならアナログで描く用品を買ってみようと思い立ったわけである。

使ってみた感想を端的にいえば「めっちゃ快適」といったところ。
丸ペンにしろミリペンにしろ、アナログで細い線がはっきりと描ける楽しさを感じることができた。

世間的にはどうも丸ペン──というか、いわゆる「つけペン」全般が「慣れを必要とする、少しハードルの高い道具」のようにも語られがちだが、私は筆を使っていた以上「吸い込ませたものの減りを意識しながら描く」ということなどは当たり前にやっていたし、そもそも爪楊枝・筆から抜けた毛・自分の手指なども筆代わりに使っていた。なので、つけペンにも苦手意識を感じることはなく、むしろ専門用品の快適さを実感することができた。


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そして、調子に乗った私は、タチカワのペン軸とGペン。ステッドラーの消しゴム。トレーシングペーパーも買ってきた。友人に誘われて行った事務用品専門店で激安セールが行われていたのでついつい……というやつだ。

消しゴムは製造段階での切れ端を袋詰めしたようなものを安く買っているため、あえて今買う必要もなかったのだが、ステッドラー製の消しゴムは使ったことがなかったので試しに買ってみた。これはこれでなかなかに快適。

まぁ今後も少しずつアナログ画材などを買い揃えるかもしれないが、ラフを描く程度ならもう十分だし、むしろペンタブを新しく買いたいと思っているので、どちらに予算をあてるか悩みどころである。


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(画像は、オリジナルの小説というか漫画用原案として作っているタイトル『人工衛 星奈ちゃん』の主要キャラクター、人工衛 星奈のラフをキャラデザ考えながら丸ペンとミリペンでさくっと描いたもの。薄いシャーペンだけで描くより線がはっきりするせいか手軽に“それっぽく”なるので楽しい)



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